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Posted by ミリタリーブログ at

2015年06月07日

天気のいい日はスプレーを片手に

最近ゲーム用としてお気に入りなG36C。コンパクトで扱いやすいのに加えて多弾マグで運用するため隙も少ない。フラッグに絡みたい時やちょっと疲れてきた時には自然とこいつに手が伸びます。


で、ウチにある二丁のG36Cのうちマルイ次世代をドック入りさせてしまったので、消音カスタムのテストベットとなっていたUMAREX G36Cを次のゲームまでに使えるようにする必要が出てきました。

じつはまだ初速調整やホップまわりなど実戦投入するには課題が残っているのですが、天気が良かったので塗装を仕上げてしまうことに。
完全乾燥する時間から逆算すると来週のゲームに使うにはこのタイミングがベストかなと。
このG36Cは、前線で隠れつつセミオート中心で使う想定なのですが、真っ黒の鉄砲はとにかく目立つ! とにもかくにもロービジ(low visibility)化が必須です。
森林フィールドで使うことを考えると迷彩塗装がベストなのですが、今回は時間もないので単色でなおかつ視認性の低いフォレッジグリーンを選択。
スプレーはいつものインディ、乾くのも早いし容量も多いので気に入っています。

私が塗装する際の下地処理はいつも簡単で表面を脱脂するだけ。ヤスリもサフェーサーも使いません。使っていくうちに塗膜が剥がれるのはウェルカムだからです。
むしろサフェーサーが見えてしまうと困るので、足つけをすることはあっても下地塗装はしません。
それにしてもG36は分解が楽でいいですね。メカボチューンにしても塗装にしても、手軽にパパッと分解できる構造なのは助かります。

分解して表面を脱脂したら、スプレーでささっと塗っていきます。スプレーはよく撹拌して、できれば軽く温めたほうが使いやすいです。
説明書にも書いてありますが、表面から20cmほど離して1度にシューっと1秒ほど、塗料を軽く乗せていくイメージで吹いていくと失敗しません。

今日は天気もよかったしインディの塗料は乾くのも早いので、あっという間に作業が終わりました。

レシーバーをどうしようか迷ったのですが、セレクター部分にテープでマスキングを施して塗ることにしました。
全体に均一かつ綺麗に塗ってしまうよりも、ちょっとザツっぽい仕上げのほうが雰囲気があるかなと。
また、写真では取り外してあるサイド・アンダーレールなど、あえて黒を残している部分もあります。


インディの塗料はとても綺麗に仕上がるのですが、ちょっとツヤが強い。
そこで、最後にツヤ消しクリアを吹いてツヤを整えました。
数年前に使った残りのスプレーだったので、ちょっとカブってしまいましたがまあいいでしょう。
気に入らなければ後々さらに色を乗せて迷彩にすることも可能です。


これはフィールドで友人が私を撮影した写真ですが、黒い部分が非常に目立ってますよね。
たとえ単色でも塗装されていればある程度のカモフラージュ効果が期待されます。
最初はなかなか踏み切れないかもしれませんが、いちどやってみると楽しいですよ。  


Posted by くっぱちゃん at 18:41Comments(0)umarex G36C

2015年05月22日

静音化完了。その効果を計測する

眠い目をこすりながらコツコツと手をかけていたUMAREX G36Cもいよいよ大詰め、静音化作業のフィニッシュです。

作業といっても、サプレッサーを取り付けるだけですが。
300mmに交換したインナーバレルがハイダーからはみ出してしまうために必要となったサプレッサーですが、もちろん静音化にも寄与します。
使うのは手元にあったライラクスのカーボンサプレッサーライトで、これの良いところは正逆どちらのネジにも対応するところ。
サプレッサーを取り付けたところで空撃ちし、音量を計測したところ、とくに数値に変化はありませんでした。


今度は測定方法を変更。
実際にBB弾を発射した音量を計測します。測定用のiPhoneは銃口から1m前にマイクを銃口に向けて設置、セミオートで10発撃った際の最大値をとりました。

結果は71.4dB。(計測器はiPhone6、アプリはSLA Liteを使用)
くぐもった低音の打撃音とギア音が混じったノイズが主で、発射音はかなり低い印象です。
時間の都合で比較対象となるものが用意できなかったのが残念ですが、我が家の電動ガンの中では間違いなく静かな銃となりました。
飛距離、集弾性能は静音化前と変わらないことが確認できたので、これをセミオートで運用したらステルス性は高いと思います。

さて、後は塗装なのですが、どんな仕上げにしましょうか。
そんなことに悩むのも楽しいことです。
  


Posted by くっぱちゃん at 09:43Comments(1)umarex G36C

2015年05月21日

消音スパイラルに救世主!?

音というのは本当にやっかい。
あっちを抑えればこっちが目立って、気になりはじめると止まりません。

エアガンにおける消音といえば、サプレッサーの装着がメジャー。発射音の低減には確かに効果があります。
そうなると今度気になるのが、メカボックスから出てくるさまざまなノイズ。ピストンの打音、ギアノイズ、スプリングの音などなど。ひとつノイズを消すと違う音が耳について、まるでモグラ叩きですね。

現在静音カスタムを行っているのは、UMAREXのG36C。
ピストンの打音については、エアダンパーピストンの導入とスプリングレートを落とすことで対策済み。スプリングの音も高粘度グリースのおかげで気になりません。
残るのはギアノイズ。「ギャッ」という高い周波数のノイズが取り切れません。シム調整によって低減させたのですが、高い音は音量以上に耳につくので、結果としてうるさい銃だという印象が残ってしまいます。

そこでギアに使っているグリスを、タミヤのモリブデングリスから、より消音効果の高いものに変更してみることにしました。

選んだのは、ZOIL(ゾイル)社の消音効果をうたう潤滑剤「SUPER ZOILグリース」。
ZOILの説明を抜粋すると、「潤滑面に強力に付着。熱と摩擦圧力による化学変化で金属の表面を改質し、オイル潤滑に理想的な状態に変える」とのこと。
もともとは自動車やオートバイのジョイントやリンクなどに使うものですが、エアガンのギアに使用した際に高い消音効果を発揮したという情報を見つけました。これでギアノイズが減れば助かります。

購入したのはAmazonで、注文から翌日には到着。100g約2300円で送料は無料。高価ではありますが、一度に多量に使うものでもないし、エアガン専用のケミカルと比べれば、自転車のメンテなどにも流用できる分お得。
メーカーによれば、SUPER ZOILグリース(リチウム系)は樹脂(ABS、POM、ポリカーボネート)に付着した場合でも侵食、腐食はしないということで、エアガンにも安心して使えます。

メカボックスとギア類を洗浄し、筆でグリースを薄く伸ばすように塗り込みます。軸受けにも使えるのですが、回転が高い部分は熱が蓄積されるということで、とくに薄塗りが推奨されています(オイルに混ぜる場合も5〜10%の濃度がいいとのこと)。今回は3種類のギアと逆回転防止ラッチに塗布しました。
ギアを組み立てたあとにスプリングを入れずにモーターを回転させて初期なじみを行い、あとは普通に組み立て。違いはグリースのみということになります。

驚くことに、ギア鳴りは消えてしまいました。ノイズはピストンの鈍い打音だけです。
音そのものが消えているというよりも、高音のノイズが減ったことでギアノイズの印象が薄いのかもしれません。まだ経過観察中なのですが、これが長く続くようだとリピートは確実。でも、自分のようなプライベーターなら100gあれば当分買うことはないかもしれません。
あえて難点をいえば、成分のせいなのか、手を洗っても匂いがなかなか取れないのと、目に刺激があるように感じます。小さいお子さんがいる家庭や飲食業の方は気をつけたほうが良さそうです。

それにしても、いいですねZOIL。久々のヒットです。
  


Posted by くっぱちゃん at 12:51Comments(0)umarex G36C

2015年05月18日

エアダンパー効果を活かしつつブラッシュアップ

先日ザビエルのエアダンパーピストンを装着したUMAREXのG36C。
静音効果は感じられたものの、調整時に交換したスプリングのせいもあって初速が0.1Jほど低下しました。そこで、パワーを上げると同時にFETも装着して完成度を高めることにしました。

パワーを上げるにはスプリング交換やスプリングへのカサ増しリングなどの方法がありますが、ピストンスピードを上げたくないのと打音への悪影響を考えてほかの方法を選択。インナーバレルを長いものに変更しました。

交換したのは手元にあったマルイの300mmで、インナーバレルが長くなることでエアダンパーの効果向上も期待できます。
ハイダーからインナーバレルが飛び出してしまいますが、サイレンサーを装着することでカバーする予定です。


この状態で一度組み上げ初速をチェック、ホップも変えて変化を確かめます。また、セミだけでなくフルオートの動きを確かめておくと安心できます。

続いてFETの取り付け。キットボーイのスリムステップ3です。これはボリューム抵抗を調整することで、ピストンを後退保持できる機能が付いています。ピストンの後退保持はセミオートでのキレの良さに繋がりますが、ピストンに負担が大きいなどといったデメリットもあります。このG36Cはスプリングが弱く、さらにフルメタルティースピストンであることから無理なく運用出来るのではないかと考えての採用です。

使用後にピストンを解放する操作が必要なので、設置場所はバッテリーのあるハンドガード内にしています。説明書どおりに配線するだけの簡単取付けで、問題なく作動しました。
セミオートではリードタイムの少ない気持ちのいいキレを披露。スイッチの保護にも役立ちます。

作動音も低減し、パワーやフィーリングが向上したUMAREX G36C。あとはサプレッサー装着と塗装くらいで、いいゲームウェポンに仕上がりそうです。  


Posted by くっぱちゃん at 17:30Comments(0)umarex G36C

2015年05月11日

エアダンパーピストンヘッドをテスト

我が家にはG36Cがふたつあります。
ひとつはマルイ次世代で、もうひとつがUMAREXのスタンダードタイプ。
次世代はゲームウェポンの主力として内部はほぼノーマル(リコイルのみキャンセル)で運用。それに対してUMAREXのそれは内部をそれなりにカスタムしています。
スプリングがメカボ後方から取り出せることもあって分解調整が楽なんですよね。なのでカスタムのテストベッド的な役割も果たしてもらってます。

現状は0.25gで初速86m/s、サイクルは1000rpmとゲーム用途には文句無し。でもちょっとピストンの打撃音が大きい。そこで前から気になっていたガンパーツ ザビエルのエアダンパーピストンを導入してみました。
ピストンヘッドを独自形状とすることで、ピストンが前進したときに空気だまりができてピストンヘッドとシリンダーヘッドがぶつかるスピードを低減。打撃音を減らすというアイデアです。

日曜の夜なのでサクサクと組み上げて終わらせるつもりでしたが、うちのG36Cがカスタムされていたこともあってポン付けとはいきませんでした。組み込みの参考になれば幸いです。

変更前のパーツリストは
スーパーシューター製ギアセット(18:1)
メーカー不明 加速シリンダー、シリンダーヘッド、エアシールノズル、スプリング
SHS製ピストン、ピストンヘッド
マルイ製 1000Sモーター
軸受けはメタルで、ベベルギアのみベアリング

変更前の数値は86.7dB。ピストンが打ち付ける「パカン」という音が響きます。
測定はiPhone6でアプリを利用。銃口横30cmの位置で空撃ちにて行っています。


エアダンパーピストンですが、組み付け自体は簡単です。しかし、シリンダーヘッドを交換している時は注意が必要。先端がシリンダーヘッドの内径より大きい場合は切削するなどの作業が必要です。
今回も元々使っていたシリンダーヘッドはパイプの内径が細く切削にも向かないため交換しました。確かLCTのAKに使われていたものです。これも内径が狭いため、現物合わせでの調整が必要でした。
さらに、メーカーの説明どおりピストンの歯も加工しています。
また、元々使っていたピストンヘッドとはスプリング受け部の長さが異なるため、スプリングも全長の短いもの(SP80)に交換しました。

上の写真が交換後のデータです。
78.4dBと8.3dB低下。
ピストンヘッド以外にもスプリングを含め複数パーツを交換してしまったため、厳密な違いは測定できなくなりましたが、あきらかに音は小さくなりました。

そして初速ですが80m/sと約0.1J低下。サイクルには変わりがありませんでした。また、初速は非常に安定しています。
この日は時間切れでここでタイムアップとなりましたが、スペーサーなどで追い込めば、初速も少しは回復できそうです。まあ、0.8Jあれば困る事もないですけどね。

感想としては、確かな効果を実感できる一方で、組み込みにはトライ&エラーが必要なアイテムだと感じました。一般的なピストンヘッドに比べて高価ではありますが、サプレッサーと同等以上の効果があることを考慮すれば、納得できる程度かな。
弾道を見てみないとわかりませんが、サプレッサーは長距離で弾道が乱れる傾向があるため、もしこれで素直な飛びであればさらに評価は高まります。
レンジでの試射が楽しみですね!  


Posted by くっぱちゃん at 08:18Comments(0)umarex G36C

2015年02月16日

森林フィールドは楽しい

日曜日はキャンプ デブグルの定例会に参加してきました。
定例会はあちこちのフィールドに出かけていますが、年明けのイベントゲームに参加した際に仲間たちにも好評だったのが大きな理由。

フィールドはほどよく立体的で、見通しの良いエリアと逆に超接近にもなるエリアが混在していておもしろい。1月に訪れたときに比べて、入り口近くのエリアにオブジェクトが増えたようですし、出迎えるスタッフの方々が笑顔であいさつしてくださるのも好印象。

この日使ったのはマルイの次世代G36CカスタムとUMAREX製G36C。
マルイは相変わらず清掃だけで十分な性能をキープしているのですが、意外な拾い物となったのがUMAREXのG36Cでした。

UMAREXのはフィールドのフリマで購入したもので、調整済みだったのですが少し手を加えました。手を加えたといっても、スプリングを手持ちのものに、さらにパッキンをシステマ製に交換し、気密に気を配りながらていねいに組み直した程度です。
手に入れた当初は初速は安定しているものの、30mでもバラつきが気になる弾道でどうにも二軍、サポートメンバーといった印象でした。ところが今回の仕様では、マルイには劣るもののゲームで十分にヒットの取れそうな仕上がり。フィールドの計測では0.25gのマルイバイオ弾で85m/s。弱ホップのセッティングにすると弾道もセミ/フルともに40m付近にまとまる感じです。
予備のつもりで持ってきていたのですが、友人の銃が調子を崩してしまったので、多弾マガジンといっしょにレンタル。しっかりヒットも取れていたようでなによりです。

いまさら改めて書くほどの話ではないかもしれませんが、やっぱり「組み」って大事ですよね。
また別の友人の話ですけど、購入したばかりのときに素晴らしい飛びを見せていた次世代CQB−Rが、転んで打ちつけて以来それほどでもなくなってしまったとか、マルイにメンテナンスに出して帰ってきたSCARが驚くほどよく当たるようになったなんてこともありました。
そう考えるとハードケースが欲しくなりますよね。じゃまだし重いけど。

ゲームは撃ったり撃たれたりで1日楽しかったです。フラッグも1本取れたし;-)
友人や友軍と連携を取りながら進軍したりブッシュを生かして匍匐して突出したり、逆に藪に隠れていた敵にフリーズコールされてみたり……。森林フィールド大好き!


そうそう、昼食(この日はビーフシチュー丼でした)を頼むと朝のコーヒーと3時のおやつがついてくるというアイデアはいいですね! お昼の時間にフィールドを解放してくれるので、写真撮影やミニゲームで遊ぶこともできました。白熱したのが身内ハンドガン戦。エアコキの南部やルガーで走り回った子どもの頃を思い出し、思わず遠い目になってしまったアラフォー男子でした。

  


Posted by くっぱちゃん at 15:20Comments(0)umarex G36C次世代G36Cカスタム

2015年02月14日

ふたつのG36C

上がUMAREX製G36Cで下がマルイ次世代G36C。


明日のゲームはG36Cをメインにしようと準備をしていました。
マルイのG36Cは、とにかく30mまでの集団性が抜群で、狙ったところに吸い込まれるような弾道が気に入っています。反面、低い弾道のままでは射程距離がそれほどないので、アタッカー向きというか近づいて仕留めるスタイルが合う。
そのため、軽量化と低い姿勢での使いやすさを考えて、ハンドガードのレールは取り外してしまいました。さらに、ストックも全長が短いVストックに交換することで、より体になじむように。これはUMAREX製G36Cについていたものです。

ちなみに、次世代用のストックにはロック用のパーツがあるため、UMAREXに装着することはできません。


UMAREXのG36Cは調整済みですが、初速が90弱で集団性もマルイよりだいぶ落ちるため、あくまでも控え選手としての起用です。マガジンが使いまわせるので、荷物が少なくて済むのが助かります。こうして写真で見るとUMAREXもいい感じなんですけどね。  


Posted by くっぱちゃん at 14:10Comments(0)umarex G36C次世代G36Cカスタム

2014年11月22日

暗さを楽しむ

インドア及びASOBIBA神田用に調整したUMAREX G36Cで遊びます。


この時期は日が落ちるのも早いですからね。照明がないフィールドでは午後は結構暗くなります。
そんなときにあると盛り上がるのが光モノ。ライトやトレーサーを取り付けました。

ライトはSUREFIRE M600Cのレプリカで、テールスイッチを押しやすくするためにノーベルアームズのSRMM SIDE RAIL MOUNTを組み合わせています。

角度が付くことで、ハンドガードを握る左手の親指が無理なくテールスイッチに届くようになりました。

トレーサーは東京マルイのフルオートトレーサーですが、UMAREXのG36Cはハイダー部が正ネジなので、ライラックスのサイレンサーアタッチメント正逆変換を使っています。



また、トレーサー用の蓄光BB弾は、アウトドアで使うことも考えて、エクセルのバイオタイプを選びました。

高価なのでつい普通のBB弾と混ぜて使いたくなりますが、弾が飛んでいるかどうか分かりにくくてイライラするので、結局すべて蓄光弾を使うことが多いです。

光学サイトは551のレプリカかM2のレプリカどちらか使いやすい方を採用する予定です。


さて、道具は揃ったので、あとは時間調整してフィールドに遊びにいかないとですね。
  


Posted by くっぱちゃん at 22:58Comments(0)umarex G36C

2014年11月18日

EG30000モーターでセミオートのレスポンスアップ!

ASOBIBA神田がプレオープンしましたが、フリー参加できるというのは嬉しいですね。平日仕事帰りにちょっとサバゲー……なんてことが、気軽にできちゃいます。
そこで、この間手に入れたUMAREX G36Cを、ASOBIBAにも対応するインドア仕様にぷちカスタムすることにしました。


コンセプトは「ぶらりサバゲー」なので、軽くて小さなG36Cはぴったり。これに多弾マガジンひとつなら、ジム用の小型スポーツバッグに収まりそう。
装備をソフトシェルとデニムの組み合わせにすれば、着替えも最小限に収まります。タクトレ風でなかなかいいかもしれない。

ASOBIBAもそうですが、インドアは大抵セミオート戦なので、大切なのはセミオートの切れ味。といっても、ペイントボーラーみたいに連射したいわけじゃなくて、撃ち味の問題です。
できるだけトリガーに対してリニアに発射されることが望ましい。本当はガスガンがいいのでしょうけど、この季節じゃなかなか難しいですから。

そこでぷちカスタム。モーターを東京マルイのEG30000に交換します。
もともとこのG36Cは前オーナーによってEG1000Sが装着されていたので、バランスはとてもいい状態だったのですが、回転数のより高いEG30000に交換することで、トリガーからの信号に対して、より速くピストンを引くことになりますから、レスポンスアップが期待できます。


ノーマル状態でハイスピードモーターに交換すると、ピストンとセクターギアのタイミングを崩す恐れがありますので、場合によってはスプリングやピストンを交換したり、ギアを加工する必要が出てきます。
私のG36Cはすでにピストン、ギア、スプリングがそれぞれすでに交換されているので、まず交換してみたところで様子を見ながら調整することにしました。

EG30000モーターですが、G36Cに装着するにはそのままでは軸が長すぎます。対応するEG30000Sは単体では販売されていないので、軸を加工することにします。


まず、ピニオンギアを外すのに、専用工具を使います。2000円程度してしまいますが、これは必要ですね。


続いて外したEG1000SとEG30000を比べて
軸をどれだけカットするのか調べます。

モーターの軸はとても硬く処理されてますので、ペンチやニッパーでは切れません。モーターツールがあればいいのですが、手元になかったので、100円ショップでダイヤモンドヤスリと固定のためのC字クランプを買ってきました。

あまり軸受けにはよくないですが、軸に対するヤスリの角度を変えつつ歯を立ててヤスリます。手作業でも15分程度で済みました。
あとは専用工具でピニオンを戻せば完成。カットした軸は天辺などを処理しておくとピニオンを傷つけません。


モーターを組み付けたら、まずはセミオートでテストを行います。この時に、音が撃つ度に微妙に違ったりすると、バランスの崩れが疑われます。そのままフルオートをバリバリ撃つとピストンクラッシュの危険性もあるので、内部パーツの組み合わせ変更や加工などで対応する必要があります。

今回の場合(ピストン:SHS製全金属歯、スプリング:アングスハイサイ用Sサイズ、ギア:18:1 SuperShooter、バッテリー:7.4V)、とくにギアの加工などを行うことなくセミ・フルともにスムーズだったので、これで運用してみることにしました。自分の銃ですし、セミオート戦のみに使われるので、大きな問題はないでしょう。
樹脂ボディでストックをたためばコンパクトに収納できるG36Cは、一丁あると嬉しいエアソフトですね。  


Posted by くっぱちゃん at 20:45Comments(0)umarex G36C

2014年11月12日

お金をかけずに満足度を高めるには

引き続き、UMAREXのG36CVをいじって遊んでいます。


まず気になったのがハンドガードのガタ。
G36CVのハンドガードは、手前側を凸モールドにひっかけて、前方のピンによって本体に固定するという仕組みで、前後に力をかけるとガタガタと動いてしまいます。


そこで、ハンドガードの本体と接触する部分の摩擦を増やしてあげることにします。方法は単純で、ハンドガードの裏側にダクトテープを貼るだけ。2点支持を3点支持にするイメージです。
単純だけど効果は抜群。ガタはまったくなくなりました。

メカボックスは、初速のブレもない調子のいい状態なので今回はスキップ。いろいろと手を入れたくなりますが、いじり壊す可能性が高いので我慢します。


実銃もポリマーで出来ているG36シリーズですが、このUMAREX版のエアソフトも樹脂を大胆に使っています。
3つのピンを外すことで、ハンドガード、レシーバー、グリップ+メカボックスに分かれるのですが、本体はさらにレール部分を分解することが可能。そしてレシーバーには、内部にチャンバーが、前方にはアウターバレルがくっついています。

レシーバーはほぼすべてが樹脂製で、手で簡単にねじれてしまう柔らかさ。アウターバレルがレーシーバー内部の金属パーツにバレルナットで固定され、そこにチャンバーをバネのテンションによって固定しています。この状態では、すべてがグラグラの曖昧な状態で、とても精度が出るように思えないのですが、マグウェルやグリップ部分を組み立てていくと最終的にはそれなりに剛性感が生まれるところは設計の良さといっていいでしょう。

しかし、チャンバーやインナーバレルの固定方法には少々不安が残ります。

インナーバレルの先端を指で触るとグラグラするので、インナーバレルの外周にテープを巻いてアウターバレルと密着させます。このときに、アウターバレル出口とインナーバレルの芯が出るように気をつけます。

また、インナーバレルが傾いていると、弾が右や左にそれてしまうので、ホップのふくらみを頼りにできる限りセンターを出します。チャンバーを固定しているイモネジは銃の外からも緩められるので、最終的には試射をして、弾道を見ながらの調整となります。

安価な海外製品だからこそ必要な細々とした作業ではありますが、構造を理解することにもつながるので私は好きですね。部品を交換するような派手なカスタムではありませんが、もともとコストパフォーマンスの高いG36CVのバリューはさらに高まりました。  


Posted by くっぱちゃん at 10:18Comments(0)umarex G36C