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Posted by ミリタリーブログ at

2016年03月29日

LONEX A2はギア泣きがする?

LONEXモーターといえば、価格対性能比のバランスに優れるアイテムとして人気ですが、ピニオンギアに由来するノイズが大きいというネガティヴな情報も聞かれます。
事実私も次世代416にA2モーターを導入しようとしたところ、ノイズがおさめられず断念したことがありました。

しかし、先日のVショーでまたLONEXモーターを見て再チャレンジしてみたくなり、A2のショートタイプを購入。LCTベースのAK102に導入してみることにしました。
LONEXのモーターは、角度にシビアという話があったので、モーターホルダーのあるver3メカボックスの方が難易度が低いだろうと考えたからです。

結論として、あっけないほど簡単に、ドロップインできてしまいました。

このAKには次世代用のベベルギアが流用されているので、理屈としては次世代416でもギアノイズは出ないはず。トルクが強いだけに、ver2ではグリップの中で暴れて角度が決まらないのが原因なのかもしれません。

ギア比18:1、セクターカット引き側1枚を11.1vで駆動し、MERF3.2で電子制御という内容ですが、これまで使っていたEG30000モーターよりもさらにレスポンシブとなりました。
トルクの立ち上がりがあきらかに違いますね。

オーバーホール可能という部分も含め、あらためてLONEXモーターはコスパのいいアイテムだと実感です。

  


Posted by くっぱちゃん at 11:14Comments(0)LCT AK102

2015年07月04日

内部カスタムの仕上にひと工夫

長々と手をかけていたLCT製AKのカスタムもいよいよ大詰め。
完成度を上げるためのちょっとしたTIPSです。

先日参加したゲームで使ったところ飛距離、精度ともに合格点だったので、基本的な仕様はフィックスとし、最終的な仕上げに入ることにしました。

まず、メカボックスを分解して部品をすべて洗浄。各部のあたりをチェックしました。
せっかく全バラにしたので、作動部には磨きを入れてスムーズ化を図ります。グリスの具合から部品同士のあたり具合を想像し、よりストレスのないように。

そして、テストで気になっていたピニオンギアのノイズ対策を行います。
モーターの位置調整ではノイズが消えないので、ピニオンギアとベベルギアは交換。


ピニオンはライラクスのハードピニオンギアで、ベベルギアと逆転防止ラッチはマルイの次世代用です。次世代ベベルギアを選ぶ理由は、ギアの精度が高く、なおかつラッチの枚数が10枚と多いため。スタンダード用よりも逆転時間が短くなります。ただし、セットで逆転防止ラッチも交換する必要があります。
ギアを交換したのでシム調整もやり直し。すべてのギアのシムをチェックし、必要とあれば調整します。これでメカボックスは完成!

なお、スイッチを確認したところ接点グリースがかなり汚れていました。ほとんどセミオートでの運用なので、やはりなんらかの保護は必要ですね。スイッチの予備部品はいくつかありますが、ゲーム中に調子が悪くなるのも嫌なので。


今回導入したのはGATE製のFET。MERF3.2というモデルです。
スイッチの保護だけならSBDでも十分かと思いますが、最近の高機能FETにはメカチューンでは実現できないことまで可能にしてくれますからね。その興味もあって導入しました。
MERF3.2の詳しいインプレッションはまた別に用意しようと考えています。

さくさくっと配線を行い、組み上げて試射を行います。

初速の最大値はG&Gバイオ0.25gで83m/s。サイクルは秒20発とかなり上がりました。
以前は16.6発だったのが20発なので、3発以上のアップです。FETの効果もあるでしょうが、同時にピストンリングを交換したので、それの影響もあるでしょうね。
ただ、ちょっと以前よりも初速がばらつくのが気になっています。これはピストンリングの影響かもしれません。経過観察してダメなら元に戻そうと思ってます。

で、仕上がりですが、セミオートで空撃ちした短い動画を撮ってみました。
https://www.youtube.com/watch?v=oFBf7mJ3Fsc
ピストンを後方で保持するタイプとはまた違う、メカが素早くピシッと動いている感じが伝わるでしょうか。

これにてLCT AKの自家カスタムもひと段落。せっかく仕上げたんだからゲームでばりばり使わないと!
早く梅雨が終わってほしいな。

  


Posted by くっぱちゃん at 18:32Comments(0)LCT AK102

2015年06月27日

ようやく抜けられた、かな?


自分でエアソフトの中身をいじるというのは、その結果だけでなく、過程を楽しむ道程でもあります。
そして、設計に込められた意図やノウハウに触れるチャンスでもある。
いやー面白い。

ショップカスタムのLCT製AK102を再調整する今回の作業には、部品とノウハウの不足から、ずいぶんと時間がかかってしまいました。でも、試行錯誤しただけエアソフトについての理解が深まった、いまはそう感じています。
やってる時は「またやり直しかよ〜」って凹んでますけどね(笑)

ここまでの調整では、インナーバレル、スプリング、ピストン容量などのバランスが整ったことにより、最高初速は0.85J(ギャロップ0.25g弾にて83m/s)とほぼねらいどおりの初速を出せたものの、ホップを適正位置までかけて計測すると、0.64Jまで大幅に初速が低下することが発覚しました。
そこで今回は、初速の最高値はそのままに、できるかぎり適正ホップでの初速値を高くキープすることを目標にします。

ホップによって初速が大きく落ちるということは、ピストンが圧縮された空気を押しきれていないのではないかと予測しました。
というのも、前回の調整(スプリング交換、スプリングガイドのベアリングをなくした)でスプリングがピストンを押す力が弱まっているからです。加えて、ピストンヘッドを重量タイプから軽量タイプへと交換したことも関係がありそうです。

そこでまずはピストンヘッドをヘビータイプに戻してみることに。ピストン重量は36gとなりました。

すると、メカボだけの試射でも、以前に比べてかなり暴れるようになり、ついにはノズルがタペットプレートから外れてしまいます。弱いスプリングと重いピストンとの相性が悪い印象です。

そこで今度はピストンヘッド側だけにベアリングを追加しました。重さを測ると26gでした。


組み上げて初速(エネルギー)を測ると、最大値は0.85J(ギャロップ0.25g弾にて83m/s)と変わらないまま、適正ホップでもセミオートで0.77J(78.8m/s)、フルオートでも0.78J(79.0m/s)で秒間16.6発といい塩梅。さらに初速のブレも1m/sほどとほとんどありません。



試射をすると、とくに伸びもしない代わりに上下左右のブレも少ないという好みの弾道に仕上がっていました。ちなみにホップまわりはシステマパッキンとノーマル押しゴムにSCPの組み合わせです。長かけホップは銃の傾きに敏感なので、ドットサイトを乗せて前線で戦うエアソフトには不向きかなーと個人的には思っています。

もうこれでゴールでいいよね。はいゴールしました。ゴール!  


Posted by くっぱちゃん at 18:17Comments(0)LCT AK102

2015年06月25日

迷宮でさまよう

まだまだ迷ってます、初速調整という名のラビリンスで。

自分のなかでなぜか盛り上がっているAK熱、そこでお蔵入りになっていた某ショップカスタムのLCT製AK102をここのところ再調整しています。ところが、なかなかどうして初速を安定させることができません。
初速を落としてバランスを取るべく手持ちのパーツであれこれやっていたのですが、これがまた難しい。結局、バレルとスプリングを新しく購入し、さらにセクターギアも1枚カット、なんとか法定内には収まったものの、0.9Jを超えることがあるのでまたやり直すことにしました。


363mmのBCブライトバレル、加速シリンダー、セクターギア1枚カットの組み合わせはそのままに、スプリングをアングス0.9J SサイズからMサイズに交換。さらに、ピストン周辺部品の変更で微修正を試みます。ピストンとスプリングガイドに組み込んでいたベアリングをオミット、さらにピストンヘッドを軽いものに交換しました。
これで初速は0.8J程度に落ち着きました。コンディションの変化も考えると、これくらいマージンがあったほうが安心です。

初速調整が決まったので、仕上げに本体のガタ取り調整を行いました。
インナーバレルの芯出しとブレ止め(銃口側とチャンバー結合部)、メカボとフレームの合い、折りたたみストックのガタ取りといったところです。全体の剛性感を上げるとともに、発射時の共振による悪影響をできるだけ排除します。
LCTのAKは構造的にガッチリしていますが、それでも詰める要素は残っていますね。これをやると手に持った時の感触まで変わるので気持ちがいいです。


これで完成したと思いましたよ。

ところが! 試射を行うと、ホップを適正付近までかけると0.65Jほどと初速がかなり落ちるではありませんか。うがー。

初速自体は安定しているし、飛距離も40m程度で弾道も素直。かなり軽快な作動感で、フルオートでも綺麗にBB弾が連なって飛んでいきます。結構な手間をかけてようやくフツーのエアソフトになったなぁ。

ホップ調整位置を見ると、半分もレバーを動かさない位置で適正ホップとなっています。試射は0.25gで行ったので、もしかしたら0.2gだと相性がいいのかもしれません。
もうこれでよしとしたいところなんですが、プライベーターの強みは手間賃がかからないということ。もうひとふんばりしてみることにします。  


Posted by くっぱちゃん at 18:04Comments(0)LCT AK102

2015年06月22日

初速調整というラビリンス

初速調整って一度ハマるとなかなか抜け出せないですよね。

先日からちょこちょこ直しているLCTのTK102NVですが、ねらった初速に落とし込めていません。
理由は簡単、部品のバリエーション不足で、「たしかスプリングはXXのがあったはず……あー、あれはG36Cに使ってるわ」みたいな感じ。素直に新品で買い揃えればいいのだけど、1000円、2000円と積み重なるとこれも馬鹿にできない負担ですよ。ランチのグレードを落とすにも限界があるというものです。

とはいえ、手元に残っているインナーバレルは短いものばかりで、どうしても強いスプリングとの組み合わせになるので燃費もよくない。仕方がないので、インナーバレルの新品を購入することにしました。

選んだのはライラクスのBCブライトバレル。TK102NVのノーマルサイズである365mmに近い363mmサイズを購入。
素材は真鍮で、ホップ窓などとくに変わったことをしていないところが気に入りました。なによりも、税込3000円ほどというコストパフォーマンスのよさが魅力です。

本来ならスプリングも新しく用意したかったのですが、買い物に出かけた近所のお店には、ほしい強さが売ってません。案の定、手持ちにあるPDI100%だと、0.25gで初速70m/sと寂しい結果に。
しかし、残る手持ちはアングス0.9JサイズS。そのままでは使えません。
仕方がないのでセクターギアの引き側をカットして初速を落とす作戦に出ました。

ところが、AKに使っているギアがSHSなので硬い硬い! 部屋に甲高い音が響き渡ります。リューターの歯を踊らせないように気をつけているので時間がかかってしまい、ついには妻から苦情が来てしまいました。安全策をとって二枚カットしたかったのですが、一枚で諦めます。もう写真なって撮っている精神的余裕はありません(笑)

さて、肝心の初速ですが、0.25gで86-87m/sと法定内に収まったものの、これではギリギリ過ぎてゲームには使えません。やっぱりもう一枚カットしたかった!
でも、妻を敵に回すよりランチをシンプルにした方がきっと平和的な解決になるはず。またスプリングを探してきましょうかね。
  


Posted by くっぱちゃん at 11:53Comments(0)LCT AK102

2015年06月19日

ショップカスタムをやり直した理由

AKって不思議な魅力がありますよね。
ここのところH&Kばかり使っていたら、またムラムラとAK欲が復活してきました。

我が家にあるAKはLCTのTK102NVというモデル。5.56mmのカービンモデルで、ゴツさと線の細さというか繊細さの合わさった雰囲気が気に入っています。
購入以来これまで、私のエアソフトへの理解を深める教材として貢献してくれました。現在ある程度の作業が自分で出来るようになったのは、まさにこいつのおかげです。

ここのところ不動状態で放置されていたのですが、ラインアップが落ち着いてきたので、とりあえず使えるようにしたいと作業を進めています。
友人が先日海外の射撃場でAK47を撃ってきまして、その動画をみて刺激を受けたというのもありますね。やっぱりAKはカッコいい!

作業内容は主に某ショップによるカスタムのやり直し、デチューンというか普通にする作業です。
ちょっとこちらが想像していたものと違ったのと、初速が高すぎたのを抑えるためです。

メカボは分解して洗浄、シム調整、スプリング交換、FETを他に移植するにあたって配線引き直し。
チャンバーまわりもオーソドックスなパーツに戻しています。また、このモデルはアウターバレルに対してインナーバレルが短いと、バレルのセンターが曖昧になって弾がハイダーに当たることもあるので、しっかりとセンター出しとブレ止めをしてあります。

お金をかけてカスタムをお願いしたのにやり直すことにしたのは、某ショップによるカスタムでは、飛距離はそこそこのびていましたが、弾の飛びにキレというかビシッとした筋が感じられなかったからです。
ふわっと浴びせるような弾を50〜60m飛ばすなら、シャキッと飛んでスッと落ちる弾道で40mの方が好みだというのが最近わかりました。

そのようになっているといいのですが。
  


Posted by くっぱちゃん at 22:45Comments(0)LCT AK102

2014年10月31日

レビュー:LCT AK REAR RAIL

アイテムレビュー:LCT AK REAR RAIL

LCT AK REAR RAILが想像以上によかったという話。


鉄と木のAKを愛するファンには邪道扱いかもしれませんが……。
自分のAK(LCT TK102 NV)は、西側オペレーターが使っているという設定で組んでいるので、レールと光学機器はマストなわけです。

なので、 Surefire M83 Railのレプリカとか、LCTのAK upper rail systemなども所有しているのですが、ゲームでの使い勝手などを考えると現在のスタイル(LCT TK102 NVのノーマル)に戻っていて、ハンドガード上のレールにダットサイトを装着して運用していました。

ところが、この間のゲームでリヤサイトを紛失してしまい(AK使いならあるあるネタですよね)、みっともないのでストックしていたLCT AK REAR RAILを装着したのです。
未使用だったのは、ハンドガードにレイルがあるので必要なかったという単純な理由。

LCT AK REAR RAIL。写真はLCT AIRSOFTのサイトから転載。

LCT AK REAR RAILの装着方法です。
ノーマルのリヤサイトを取り外す。
サイト基部の穴に付属のネジを使ってサイト基部とREAR RAILを固定する。
付属のイモネジでREAR RAILの傾きを調整する。

ポイントは、イモネジが3箇所あるため、前後左右の傾きが微調整できること。これにより銃に対してきちんと水平が取れるのはもちろんのこと、前後の傾きによってダットサイトの調整範囲を補うことができます。

なお、AK REAR RAILには後端にリヤサイト代わりの丸凹が備わっていて、レイルの隙間からフロントサイトが覗けるので、簡易的なリヤサイトとしても使うことができます。
これは、元ネタになったSTRIKE INDUSTRIESのAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Opticsと同じですね。

元ネタと思われるAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Optics。写真はSTRIKE INDUSTRIESのサイトから転載。

というわけで、搭載するダットサイトは、サイト・パララックスが小さくできるロープロファイルのDocter Sightにしました。
これまでハンドガードにNOVEL ARMS COMBAT T1をつけていたのとほぼ同じ高さに収められましたし、サイトの縁が薄い分視界が開けていい感じ。

レプリカのDocter SightやTrijicon RMRは調整範囲が狭くて使いにくいと聞きますが、LCT AK REAR RAILを使えば、上下の調整については問題なくなるはず。
3000円ほどと、ちょっといい値段しますが、なかなか使い勝手のいいアイテムだと思います。  


Posted by くっぱちゃん at 13:29Comments(0)LCT AK102