2015年01月13日

レビュー 次世代G36Cカスタム

正月の初売りで手に入れた次世代G36Cカスタムをゲームで使うことができました。
ほぼ1日使ってみての感想となります。
レビュー 次世代G36Cカスタム

人気のM4系に比べて、いまいち情報の少ない次世代G36Cカスタム。
その理由はスタイルの好き嫌いもあるでしょうが、次世代で初めてモデルアップされたG36Kに対して、G36Cはスタンダードモデルがすでに発売されていたことも関係していると想像します。もともと樹脂パーツが多い銃なので、次世代となっても見た目に劇的な変化があるわけでもなく、その割に価格が高いのですから。
しかし、実際に手にとってみると凝縮感とともに重みも感じられ、フィーリング面では大きな差を感じました。本体上面のロングレールやハンドガード、アンダーマウントの各レールにもも金属が使われているため、軽快なスタンダードに対してより銃としての存在感がアップしており、意外に玩具的ではありません。

この次世代G36Cはゲーム用にガシガシ使い込んでいくつもりだったので、オプションパーツの装着も最低限にしました。上面レールにノーベルアームズのコンバットT1をローマウントで装着し、ストックのチークパッドはもっとも低い位置にしています。このチークパッドはG36Cカスタムの特徴でもあるのですが、マスクを装着することを考えたら今後撤去してしまうかもしれません。同じように付属のショートフォアグリップも使わず、ハンドガード側面のレールも撤去し、ハンドガードをにぎるスタイルで運用しました。一方、付属のラバー製グリップカバーは手の小さい私には有効で、これはこのまま使い続けるとおもいます。
実際に使ってみて、ハンドガードから先が短く、ストックもコンパクトなスタイルは非常にゲーム向きでした。参加したのはCAMP DEVGRUのイベントゲームだったのですが、ブッシュが生い茂り見通しが効かないフィールドにおいても前後左右の取り回しに優れ、伏せ撃ちにも違和感はありません。アンブッシュする際にはフォールディングストックを折り畳むことでより身体を小さく被弾面積を減らすことができました。

ここまでの利点はスタンダードにも大部分が共通しますが、射撃性能については次世代ならではのアドバンテージがありました。
マルイのバイオ0.25gを使用してやや弱めのホップで調整したところ、30mまでの集弾性にかなり光るものを感じました。
セミオートではコンバットT1の光点に吸い寄せられるように集弾し、フルオートでも綺麗にまとまって着弾します。
一方、飛距離は40m弱と次世代416やM4と比べると控えめ。ホップを強くすれば飛距離は伸びますが、せっかくの中距離までの綺麗な弾道が犠牲になってしまうので、飛距離よりも近・中距離での集弾性を重視したセッティングに落ち着きました。

この日のイベントでは「ゴルゴ13プレゼンツ スナイパーコンテスト」が同時開催されていてゲームの合間に挑戦することができたので、次世代G36Cカスタムで挑戦してみることにしました。もし距離が30m以上でしたら次世代G36CではなくVSR GOEMONカスタムを使ったところですが、距離もちょうどいいし箱だしの次世代がどの程度グルーピングするのかをチェックするのもいい機会だと思ったからです。

コンテストの内容は、シューティングレンジの25mポストに設置されたターゲットペーパー(ブルズアイ)に10発撃ち、合計点数を競うというものです。ターゲットペーパーにはゴルゴ13らしく、ヘッドショットポイントも用意されていて、センターが10点なのに対して20点と高得点なのですが、外れるとノーポイントなので、非常にハイリスク・ハイリターンになっています。
シューティングレンジが屋外なので、完全なイコールコンディションではなく、お祭りのアトラクション的にワイワイと楽しむのが正しいとは思いつつも、挑戦するからには真剣(笑) 結果として3位に入賞することができました。ちなみに1位の方が使っていたのはVSR Gスペックをカスタムしたもの。25mという距離なら、まったくのノーマルでもカスタム品と競えるほどの精度が出ていると言っていいでしょう。改めて東京マルイの凄さを実感しました。
レビュー 次世代G36Cカスタム
なお、3位の商品はマルイのサムライエッジ スタンダードでした。ゴルゴ13の要素はどこ(笑)

まとめると、次世代G36Cカスタムは、非常に優秀な性能を発揮してくれました。
G36系はマガジンの大きさがネックと言われますが、私は多弾マガジンを使うことにしたので問題なし。ボルトストップ機能がないことも気になりませんでした。飛距離が短いことを気にする方もいるかもしれませんが、コンパクトさを生かして目標まで近づき確実にしとめるという戦闘スタイルはスリリングで楽しかったです。また、リコイルがあることで射撃感も気持ち良いですし、フルオートのサイクルもいい感じ。
次世代G36Cカスタム、私はとっても気に入りました。
レビュー 次世代G36Cカスタム




同じカテゴリー(次世代G36Cカスタム)の記事画像
費用ゼロで次世代G36Cのリコイルをキャンセル
G36Cサイト考
森林フィールドは楽しい
ふたつのG36C
今年最初の1丁は東京マルイの次世代でした
同じカテゴリー(次世代G36Cカスタム)の記事
 費用ゼロで次世代G36Cのリコイルをキャンセル (2015-05-07 13:44)
 G36Cサイト考 (2015-04-21 14:59)
 森林フィールドは楽しい (2015-02-16 15:20)
 ふたつのG36C (2015-02-14 14:10)
 今年最初の1丁は東京マルイの次世代でした (2015-01-02 20:31)

Posted by くっぱちゃん at 17:54│Comments(0)次世代G36Cカスタム
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。