2015年12月05日

APS M4 PDWをチューニングする その2

コンパクトなM4ってゲームでも使いやすいし、ついつい欲しくなる一丁ですよね。
あまりパーツは交換せずに、「もうちょっとこうだったらな」と思ったところに手を加えようというのが今回のチューニングのコンセプト。
前回初速などを測定したので、現状を把握するためにメカボックスを分解して点検しました。
APS M4 PDWをチューニングする その2

まずはネット上の情報を頼りに分解。
APS M4 PDWをチューニングする その2
モーターはAPSのオリジナルがそのまま使われていました。

スプリングはメカボを開けずとも後方から取り出せるため、作業性良好。
APS M4 PDWをチューニングする その2

内部は綺麗な状態で、ギアやタペットプレートのコンディションも良好。配線も適切に固定されていました。
最初はシム調整をやり直すつもりでしたが、確認したところその必要もなさそう。
APS M4 PDWをチューニングする その2
ピストンのラックも健康そのもの。気密もしっかりと取れており、Airsoft97さんの調整作業が適正だったことがよくわかります。
そのまま洗浄して組み直してもいいのですが、せっかくなのでひと手間かけることに。

APS M4 PDWをチューニングする その2
メカボックスを洗浄したあとで、角部のバリを落とし、ピストンレールやカットオフスイッチなど、可動部を研磨してフリクションを低減させます。
また、メカボックス外側のブローバック機構も金属同士が擦れ合う構造のため、それぞれを研磨。ここの作動抵抗は、レスポンスやサイクル、燃費にも影響するはずです。
APS M4 PDWをチューニングする その2

APS M4 PDWをチューニングする その2
トリガースイッチも分解して端子を研磨、再度接点用グリスを塗り直しました。

まずはオーバーホールした状態で組み立てて、動きをチェック。
APS M4 PDWをチューニングする その2
現状の把握と調整したいポイントが見えてきたので、カスタムメニューを考えて持ち主に相談。
スプリング交換で目標初速90m/s(現状は79m/s、マルイバイオ0.2gにて計測)に調整、ホップと押しゴムを交換して有効射程距離をアップ。
この状態で使ってみて、レスポンスやサイクルについて持ち主が物足りなさを感じたときに、モーター交換するという方針に決まりました。

より本格的なカスタムを求めるなら、私ではなく腕のいいチューナーさんを紹介するつもりでした(笑)
費用対効果という意味でもこのくらいの内容が適切かなと。

次回に続きます。





Posted by くっぱちゃん at 17:36│Comments(0)
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