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Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月18日

レビュー S&T ベネリM4伸縮ストック

激安エアコキショットガンって実際どうなの?
レビュー:S&T M4ショットガン 伸縮ストック

M4ショットガン伸縮ストックタイプ。

エアソフト趣味を始めるにあたって、自分なりにルールを決めた。
メインとなる長物は2丁まで、それと各ジャンル1丁づつ。
新しいのが欲しくなっても、古いのを処分できるないなら我慢すること。
そうじゃないと際限なく増殖しそうだからね。

あるとき、いつものようにミリブロをパトロールしていたら、
WEB SHOPアシュラの記事でS&T M4ショットガンを紹介していた。
エアーコッキング式のショットガン、これは未開拓だから1丁買ってもOK。
しかも激安。送料込みで6652円。

カートに入れた状態で、検索をかけて情報収集、
海外製エアガンだからいちおうね。
『構造は東京マルイのコピー』という書き込みを見つけて
マルイ互換ならなんとかなるよね……と注文。
(その情報につられて友人も固定ストックを注文。ごめんね~)

外観はベネリM4の雰囲気が出ているし、剛性もある。なにしろ激安だから問題なし。
コッキングは重い。女性だと引けないかもしれないくらい。
ラピッドファイアもできるらしいけど、自分には鍛錬が足りないみたい。
1回のコッキングで3発同時に発射される。マガジンはマルイ互換の30発。
インナーバレルは噂どおり汚れでビッシリだった。


はんだコテにてスティップルを施した

問題は実射性能だ。
飛ばないわけじゃないけど、20m弱で弾がおじぎしてしまう。
あきらかにホップのかかりが弱い弾道だ。

ならばホップを改善すればいいのだが、内部構造が問題となる。
マルイ互換ならば比較的改善は簡単だが、
じつはS&T M4ショットガンはバレルとホップまわりが独自設計なのだ。

マルイでは3本のインナーバレルそれぞれに切り欠きがあり、都合3個のホップラバーをセット、それをチャンバーに差し込む構造だ。
ところがS&Tではバレルに切り欠きも、個別のホップラバーも存在しない。バレルを差し込む3つ穴のゴム部品にホップをかけるための突起がモールドされているのだ。
たしかにこれならバレル加工やホップラバー装着の手間は省ける。賢い設計だ。しかし製造技術と品質管理が足りていないため、出来上がりはマルイにはおよばない。

しかも困ったことに、ホップを強くしようにも、ゴム部品が銃口側から見て

バレルのささる穴→⚪︎
3つの穴は一体成形⚪︎ ⚪︎

このようになっているので、下ふたつの穴は加工が困難。一体部品のため壊してしまうとジャンク一直線だ。

このホップ部分を改良できれば非常に面白い存在になるのに。


マガジンはマルイのものが使える

このまま押入れに仕舞いっぱなしにするのはもったいない。
そこで、現在あるカスタムショップさんにS&T M4ショットガンを預けている。
なんとか安価に改良できれば面白い存在になるかなと。  


Posted by くっぱちゃん at 15:52Comments(3)エアガンレビュー