2015年10月20日
スイッチからグリップが生えてきた

二重帳簿の発覚(レシートばれ)により、山の神の怒りに触れるきっかけとなった「SUREFIRE X300 ULTRA」。
しかし、皆さんご存知のとおり、これ単体ではその高性能を発揮しきれません。
さらなる投資が必要です。
X300Uは本来ハンドガンのために設計されているため、ライフルのピカティニーレールに搭載したときにはスイッチの操作性に難が生まれます。私の416はアウターバレルを16インチにしていることもあって、ハンドガードの先端付近にX300Uを取り付けると、かなりスイッチが遠くに感じられます。
やはりここはリモートスイッチの出番でしょう。
本来なら景気良くすべて正規品新品をおごりたいところですが、先日の事件があったばかりなので、手持ちのお小遣いでまかなえる範囲で対処することにします。

まず、リモートスイッチ化に必須のテールキャップはレプリカ品(XT07相当)で購入。トグルスイッチ付きのテールキャップに刻印なしのリモートデュアルスイッチ(SR07相当)がついてお値段6000円也。秋葉原のエチゴヤにて発見しました。
さらに、レプリカのスイッチが断線する危険を考えて、あらかじめ実物のリモートスイッチ(ST07)をヤフオクにて3000円で落札しました。

実物であるST07とレプリカのSR07相当品を見比べると、作りの違いに驚かされます。
使われている樹脂、コードの皮膜だけでなく、手に持った際のガッシリした感じがまるで違うのです。実物はよほどのことでないと接触不良なんて起きる気配がありません。スイッチの押し具合もレプリカは内部の部品の様子が指先から伝わってくるのに対して、実物はスイッチ表皮が厚いのか、ゴムの塊を押している感触です。
値段が3〜4倍も違うので、ある意味これくらい違いがあっても当然という気もしますが……。
ST07が手元にあると、やはりスイッチをグリップにつけたくなります。
これはもうセットで手元にあるべきだろうと、仕方なしに対応するフォアグリップを探しました。
やや暴走していることに自分でもうっすらと気がつきつつも、ひとりぼっちのST07を見ると可哀想で仕方ありません。

見つけたのはこちら「TangoDown Vertical Fore Grip QD (Surefire) BGV-QDSF」。
なぜか実物です。放出品なのでだいぶお手頃価格ですし、なによりTDグリップはフォアグリップ界のマスターピース。QDタイプなので簡単に使いまわせますから、きっと無駄にはなりません。

リモートスイッチを合体。これがやりたかった!
ただ、写真のタイプのST07と組み合わせようとすると、かなり固い。いちど入れると壊さずに取り外せる自信がないので、装着前にすり合わせ加工をしたほうがいいと思います。

ハンドガードへはQDが締め方を微調整できるので、ガタつき一切なしに装着できました。
これはこれでカッコいいと思えるのですが、前後重量配分のせいか構えてみてあまりしっくりこない。
いまはリモートスイッチをSR07レプリカに交換し、ライトの位置をバレル下に移動して使っています。CQBでハンドガードごと握るような構えをするときにはこっちのほうが使いやすいのかな。これからもいろいろ試して遊んでみます。

先週の休みに森林フィールドの定例会に参加したのですが、日が短い今頃だと夕方にはライトが有効なシチュエーションもあって楽しめました。
やっぱりリモートスイッチは必須アイテム! 無駄遣いではないと自分のなかでは確信してます(笑)
Posted by くっぱちゃん at 16:24│Comments(0)
│次世代HK416D