2014年10月31日
レビュー:LCT AK REAR RAIL
アイテムレビュー:LCT AK REAR RAIL
LCT AK REAR RAILが想像以上によかったという話。

鉄と木のAKを愛するファンには邪道扱いかもしれませんが……。
自分のAK(LCT TK102 NV)は、西側オペレーターが使っているという設定で組んでいるので、レールと光学機器はマストなわけです。
なので、 Surefire M83 Railのレプリカとか、LCTのAK upper rail systemなども所有しているのですが、ゲームでの使い勝手などを考えると現在のスタイル(LCT TK102 NVのノーマル)に戻っていて、ハンドガード上のレールにダットサイトを装着して運用していました。
ところが、この間のゲームでリヤサイトを紛失してしまい(AK使いならあるあるネタですよね)、みっともないのでストックしていたLCT AK REAR RAILを装着したのです。
未使用だったのは、ハンドガードにレイルがあるので必要なかったという単純な理由。

LCT AK REAR RAIL。写真はLCT AIRSOFTのサイトから転載。
LCT AK REAR RAILの装着方法です。
ノーマルのリヤサイトを取り外す。
サイト基部の穴に付属のネジを使ってサイト基部とREAR RAILを固定する。
付属のイモネジでREAR RAILの傾きを調整する。
ポイントは、イモネジが3箇所あるため、前後左右の傾きが微調整できること。これにより銃に対してきちんと水平が取れるのはもちろんのこと、前後の傾きによってダットサイトの調整範囲を補うことができます。
なお、AK REAR RAILには後端にリヤサイト代わりの丸凹が備わっていて、レイルの隙間からフロントサイトが覗けるので、簡易的なリヤサイトとしても使うことができます。
これは、元ネタになったSTRIKE INDUSTRIESのAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Opticsと同じですね。

元ネタと思われるAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Optics。写真はSTRIKE INDUSTRIESのサイトから転載。
というわけで、搭載するダットサイトは、サイト・パララックスが小さくできるロープロファイルのDocter Sightにしました。
これまでハンドガードにNOVEL ARMS COMBAT T1をつけていたのとほぼ同じ高さに収められましたし、サイトの縁が薄い分視界が開けていい感じ。
レプリカのDocter SightやTrijicon RMRは調整範囲が狭くて使いにくいと聞きますが、LCT AK REAR RAILを使えば、上下の調整については問題なくなるはず。
3000円ほどと、ちょっといい値段しますが、なかなか使い勝手のいいアイテムだと思います。
LCT AK REAR RAILが想像以上によかったという話。

鉄と木のAKを愛するファンには邪道扱いかもしれませんが……。
自分のAK(LCT TK102 NV)は、西側オペレーターが使っているという設定で組んでいるので、レールと光学機器はマストなわけです。
なので、 Surefire M83 Railのレプリカとか、LCTのAK upper rail systemなども所有しているのですが、ゲームでの使い勝手などを考えると現在のスタイル(LCT TK102 NVのノーマル)に戻っていて、ハンドガード上のレールにダットサイトを装着して運用していました。
ところが、この間のゲームでリヤサイトを紛失してしまい(AK使いならあるあるネタですよね)、みっともないのでストックしていたLCT AK REAR RAILを装着したのです。
未使用だったのは、ハンドガードにレイルがあるので必要なかったという単純な理由。

LCT AK REAR RAIL。写真はLCT AIRSOFTのサイトから転載。
LCT AK REAR RAILの装着方法です。
ノーマルのリヤサイトを取り外す。
サイト基部の穴に付属のネジを使ってサイト基部とREAR RAILを固定する。
付属のイモネジでREAR RAILの傾きを調整する。
ポイントは、イモネジが3箇所あるため、前後左右の傾きが微調整できること。これにより銃に対してきちんと水平が取れるのはもちろんのこと、前後の傾きによってダットサイトの調整範囲を補うことができます。
なお、AK REAR RAILには後端にリヤサイト代わりの丸凹が備わっていて、レイルの隙間からフロントサイトが覗けるので、簡易的なリヤサイトとしても使うことができます。
これは、元ネタになったSTRIKE INDUSTRIESのAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Opticsと同じですね。

元ネタと思われるAK Rear Sight Rail For Low Profile Red Dot Optics。写真はSTRIKE INDUSTRIESのサイトから転載。
というわけで、搭載するダットサイトは、サイト・パララックスが小さくできるロープロファイルのDocter Sightにしました。
これまでハンドガードにNOVEL ARMS COMBAT T1をつけていたのとほぼ同じ高さに収められましたし、サイトの縁が薄い分視界が開けていい感じ。
レプリカのDocter SightやTrijicon RMRは調整範囲が狭くて使いにくいと聞きますが、LCT AK REAR RAILを使えば、上下の調整については問題なくなるはず。
3000円ほどと、ちょっといい値段しますが、なかなか使い勝手のいいアイテムだと思います。
2014年10月30日
2014年10月26日
カスタムVSRレビュー その2
レビュー:東京マルイ VSRリアルショックバージョン GOEMONカスタム

その1では動画での報告を行ったが、今回は動画では表現しにくい細かい部分について報告する。
エアソフトのカスタムについては、たとえば電動ガンについては、東京マルイの次世代シリーズほどの性能があればノーマルで十分。しかし、性能の低い海外製品や不便なボルトアクション・エアコッキング銃については、カスタムによって性能アップしてもいいというのが基本的なスタンス。もちろん、ハイサイクルや消音カスタムを否定するつもりはないが、自分だけ有利な道具を使ってヒットを取るというやり方はあまり好きではない。有利な要素があるなら、その分なにか不利な要素があることによって、バランスをとったほうがゲームとして面白いと考えるからだ。
もともとこのVSRリアルショックは、非常に安価に手に入れたものの実射性能の低さにガッカリし、なおかつ市販カスタムパーツの高額さに辟易してそのまま死蔵していたものだが、友人からGOEMONを紹介してもらい、そのカスタム思想に共感してカスタマイズをお願いすることになった。なお、リアルショックだけではなく、GスペックやプロハンターといったほかのVSRシリーズもGOEMONカスタムに対応するとのこと。
カスタムの内容はHOP UPチューン。いわゆる流速カスタムのように、ホップをかけることによって大幅に初速が上がるものとは異なり、テスト時の初速(適正ホップにて計測)もマルイバイオ0.25gで81m/s(0.82J)とノーマル並み。交換部品が少ないためカスタム費用が抑えられること、初速に余裕があることで、知らず知らずのうちに違法状態になるリスクを避けられるのが嬉しい。
GOEMONカスタムの特徴として、0.2gでの性能の高さがあげられる。いわゆる長かけホップのようなホップを強くかけるカスタムの場合、0.25g以上といった中・重量弾での使用を前提としているものが多いが、GOEMONカスタムでは0.2gでも十分な性能を発揮するよう調整しているという。これは、GOEMONのホームグラウンドであるフィールドHEAD QUARTERS東海が0.2gのみ使用可能という状況も関係しているのだろう。0.2gでも使えるということは、弾代の節約にもつながるし、相手にも余計なダメージを与えないという意味でもいい。
今回のテストでは時間の関係から0.25g中心で、0.2g弾についてはそれほどたくさん撃つことができなかったが、0.2gでも50mまで軽々と飛ぶことに驚かされた。今後0.28gでどのような挙動を示すのか、また相性のいいBB弾メーカーはどれかなど色々と試していきたいと考えている。こういうところにこだわるのもボルトアクション銃の楽しさだと思う。
50mまでの距離で、どの距離でもマンターゲットに弾が収まるようにゼロインすると、ホップアップの関係から40m時点では狙点(正照準)よりもわずか(約20cm)下に弾着した。これはつまり、ここからホップアップが効いてきて、50mの手前を頂点に狙点に向かって放物線を描いて着弾するということ。もしかすると、もう少しホップを弱めて気持ち上気味に射撃してもいいのかもしれない。たとえば、伏射で伏せている相手を狙ったり、上下に狭いバリケードの隙間を狙い撃つようなシチュエーションに対応するなら、そういったセッティングの方が向いているように思えた。
いずれにせよ、箱出しの東京マルイ次世代よりも10m近く遠くを狙えるのだから素晴らしい。その際の弾道も、左右の散らばりが少ないボルトアクション銃ならではの気持ちのいい弾道で、ターゲットに吸い込まれるように飛んでいくのだ。
60mを狙おうとすると、マンターゲットのわずかに頭上を狙点とする必要があった。ここでも、風の影響を受けなければ、グルーピングはマンターゲットの倍以上には広がっていない印象。射手が気を抜くと正直に弾は反れていくため、気持ちいい緊張感がある。単純な飛距離で言えば、60m級を名乗っても異論はないだろう。しかし、さすがにこの距離になると弾に力がないため、ヒットを取れるかどうかは相手の被ヒットスキル(!?)次第かもしれない。

それにしても、ボルトアクション銃を真剣に撃つのは面白いのと同時に疲れる。テスト時は10月下旬であったにも関わらず、1マガジン撃ち切ると汗がにじんでくるほどだ。
なお、テストを行った日はフィールドの定例会で、ゲームにもVSRをメインに参加した。自分はもともと前に出るタイプのプレイスタイルなのだが、VSRでも基本は最前線。スコープの中に相手の表情を捉えつつ、会心の一撃を狙う緊張感と快感はボルトアクションならでは。
GOEMONカスタムを施せば、誰もがスナイパーになれるというわけではないが、「次世代+10m」のメリットはけっして少なくない。ひとつひとつのヒットにドラマが生まれるボルトアクションの世界、その可能性をGOEMONカスタムが広げてくれた。

その1では動画での報告を行ったが、今回は動画では表現しにくい細かい部分について報告する。
エアソフトのカスタムについては、たとえば電動ガンについては、東京マルイの次世代シリーズほどの性能があればノーマルで十分。しかし、性能の低い海外製品や不便なボルトアクション・エアコッキング銃については、カスタムによって性能アップしてもいいというのが基本的なスタンス。もちろん、ハイサイクルや消音カスタムを否定するつもりはないが、自分だけ有利な道具を使ってヒットを取るというやり方はあまり好きではない。有利な要素があるなら、その分なにか不利な要素があることによって、バランスをとったほうがゲームとして面白いと考えるからだ。
もともとこのVSRリアルショックは、非常に安価に手に入れたものの実射性能の低さにガッカリし、なおかつ市販カスタムパーツの高額さに辟易してそのまま死蔵していたものだが、友人からGOEMONを紹介してもらい、そのカスタム思想に共感してカスタマイズをお願いすることになった。なお、リアルショックだけではなく、GスペックやプロハンターといったほかのVSRシリーズもGOEMONカスタムに対応するとのこと。
カスタムの内容はHOP UPチューン。いわゆる流速カスタムのように、ホップをかけることによって大幅に初速が上がるものとは異なり、テスト時の初速(適正ホップにて計測)もマルイバイオ0.25gで81m/s(0.82J)とノーマル並み。交換部品が少ないためカスタム費用が抑えられること、初速に余裕があることで、知らず知らずのうちに違法状態になるリスクを避けられるのが嬉しい。
GOEMONカスタムの特徴として、0.2gでの性能の高さがあげられる。いわゆる長かけホップのようなホップを強くかけるカスタムの場合、0.25g以上といった中・重量弾での使用を前提としているものが多いが、GOEMONカスタムでは0.2gでも十分な性能を発揮するよう調整しているという。これは、GOEMONのホームグラウンドであるフィールドHEAD QUARTERS東海が0.2gのみ使用可能という状況も関係しているのだろう。0.2gでも使えるということは、弾代の節約にもつながるし、相手にも余計なダメージを与えないという意味でもいい。
今回のテストでは時間の関係から0.25g中心で、0.2g弾についてはそれほどたくさん撃つことができなかったが、0.2gでも50mまで軽々と飛ぶことに驚かされた。今後0.28gでどのような挙動を示すのか、また相性のいいBB弾メーカーはどれかなど色々と試していきたいと考えている。こういうところにこだわるのもボルトアクション銃の楽しさだと思う。
50mまでの距離で、どの距離でもマンターゲットに弾が収まるようにゼロインすると、ホップアップの関係から40m時点では狙点(正照準)よりもわずか(約20cm)下に弾着した。これはつまり、ここからホップアップが効いてきて、50mの手前を頂点に狙点に向かって放物線を描いて着弾するということ。もしかすると、もう少しホップを弱めて気持ち上気味に射撃してもいいのかもしれない。たとえば、伏射で伏せている相手を狙ったり、上下に狭いバリケードの隙間を狙い撃つようなシチュエーションに対応するなら、そういったセッティングの方が向いているように思えた。
いずれにせよ、箱出しの東京マルイ次世代よりも10m近く遠くを狙えるのだから素晴らしい。その際の弾道も、左右の散らばりが少ないボルトアクション銃ならではの気持ちのいい弾道で、ターゲットに吸い込まれるように飛んでいくのだ。
60mを狙おうとすると、マンターゲットのわずかに頭上を狙点とする必要があった。ここでも、風の影響を受けなければ、グルーピングはマンターゲットの倍以上には広がっていない印象。射手が気を抜くと正直に弾は反れていくため、気持ちいい緊張感がある。単純な飛距離で言えば、60m級を名乗っても異論はないだろう。しかし、さすがにこの距離になると弾に力がないため、ヒットを取れるかどうかは相手の被ヒットスキル(!?)次第かもしれない。

それにしても、ボルトアクション銃を真剣に撃つのは面白いのと同時に疲れる。テスト時は10月下旬であったにも関わらず、1マガジン撃ち切ると汗がにじんでくるほどだ。
なお、テストを行った日はフィールドの定例会で、ゲームにもVSRをメインに参加した。自分はもともと前に出るタイプのプレイスタイルなのだが、VSRでも基本は最前線。スコープの中に相手の表情を捉えつつ、会心の一撃を狙う緊張感と快感はボルトアクションならでは。
GOEMONカスタムを施せば、誰もがスナイパーになれるというわけではないが、「次世代+10m」のメリットはけっして少なくない。ひとつひとつのヒットにドラマが生まれるボルトアクションの世界、その可能性をGOEMONカスタムが広げてくれた。
2014年10月23日
カスタムVSR レビュー その1
レビュー:東京マルイ VSRリアルショックバージョン GOEMONカスタム

ようやくフィールドで試すことができました。
動画を撮りましたので、どうぞご覧ください。
埋め込み動画より、リンク先のYoutubeの方が見やすいと思います。
Ait Soft Review:VSR Real Shock GOEMON Custom
http://youtu.be/lHSUy0oTlqM
使用弾はバイオ0.25g、初速は81m/s(0.82J)。
GOEMONカスタム
http://goemon.militaryblog.jp

ようやくフィールドで試すことができました。
動画を撮りましたので、どうぞご覧ください。
埋め込み動画より、リンク先のYoutubeの方が見やすいと思います。
Ait Soft Review:VSR Real Shock GOEMON Custom
http://youtu.be/lHSUy0oTlqM
使用弾はバイオ0.25g、初速は81m/s(0.82J)。
GOEMONカスタム
http://goemon.militaryblog.jp
2014年10月19日
GAME DAY
yaNexにきています。

VSRはいい飛びしてます。
動画を撮影するつもりなので
いい絵が撮れたらアップします。
現地でご一緒している方々、
どうぞよろしくお願いします。

VSRはいい飛びしてます。
動画を撮影するつもりなので
いい絵が撮れたらアップします。
現地でご一緒している方々、
どうぞよろしくお願いします。
Posted by くっぱちゃん at
09:35
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2014年10月13日
DOCTERサイト純正マウント
結局買うことになってしまったDOCTERサイト純正マウント。

DOCTERサイトは性能には文句なしだがマウントで苦労させられる。専用品がなかなか手に入らないからだ。
なので、本体を購入するときに同時に純正マウントも買ってしまうのがオススメ。

マウントにはネジ穴のほか固定用のダボが4つ備わり、いかにも実銃向けの堅牢な作り。
ネジもトルクスのしっかりとしたものが付属する。
いわゆるウェーバータイプでピカニティレールに対応。
本体と合体させても非常に小型軽量で、メインのサイトとしても充分に機能する。

背が低いため、AKのリヤサイトをレール化して搭載するつもり。M4などに使う際にはライザーが必要だろう。
これはたまたま入った池袋のアームズマガジンショップで見つけて15000円ほどで購入。DOCTER本体もあった。
アームズマガジンショップはネット販売に比べたら価格は高いけど、現物を見て購入できるのは嬉しい。ほかにも5.11のアイテムも充実してしたので、また遊びにいくつもり。
東京は台風の影響があまりないようだけど、西日本の方々は大変なようですね。お見舞い申し上げます。
今週末こそ秋晴れとなりますように。

DOCTERサイトは性能には文句なしだがマウントで苦労させられる。専用品がなかなか手に入らないからだ。
なので、本体を購入するときに同時に純正マウントも買ってしまうのがオススメ。

マウントにはネジ穴のほか固定用のダボが4つ備わり、いかにも実銃向けの堅牢な作り。
ネジもトルクスのしっかりとしたものが付属する。
いわゆるウェーバータイプでピカニティレールに対応。
本体と合体させても非常に小型軽量で、メインのサイトとしても充分に機能する。

背が低いため、AKのリヤサイトをレール化して搭載するつもり。M4などに使う際にはライザーが必要だろう。
これはたまたま入った池袋のアームズマガジンショップで見つけて15000円ほどで購入。DOCTER本体もあった。
アームズマガジンショップはネット販売に比べたら価格は高いけど、現物を見て購入できるのは嬉しい。ほかにも5.11のアイテムも充実してしたので、また遊びにいくつもり。
東京は台風の影響があまりないようだけど、西日本の方々は大変なようですね。お見舞い申し上げます。
今週末こそ秋晴れとなりますように。
2014年10月12日
2014年10月08日
光学諤々 その9-3
エアソフトに乗せる光学サイトについてレビュー。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

はじめにまず、レビューといいつつも、じつは導入してからまだ一度しかゲームに参加できていないため、ファーストインプレッションに近い内容になることをお断りする。
参加したのは千葉のyaNex。バリケードとブッシュが混在している幅広い層が楽しめる森林系フィールドで、9月末ということもあり、1日中爽やかな陽気だった。
今回は東京マルイのHK416に載せ、ほぼ1日これだけで参加した。内部はノーマルでバッテリーはリポ7.4vを使用、初速は94m/s程度。弾道は40mでの集弾を重視した弱めのホップとした。
また、実戦投入にあたっては、ズームリングにSwitchview Throw Lever SV-2を新たに装着している。


これはズームリングの操作をサポートするVORTEX純正オプションで、指先だけで倍率を変更できるというアイテムだ。小さな部品ではあるが、日本円で1万2千円と良いお値段だった。素材や加工の内容、流通量を考えれば高価になるのは仕方ないが……。
フィールドにてスコープを覗いた最初の印象は、まるで新しい眼鏡を新調したかのような、自分の目がよくなったかのように見えるというものだった。
1倍でのダットサイトのような使い方では、イルミネーションの輝度も十分で、横方向のレンズけられも少なく好印象。レティクルが見える許容範囲が広いため、とっさに銃を構えるようなシチュエーションでも対応しやすいのだ。像のゆがみもほとんど感じられないため、策敵しながら歩くような場合でも目がつかれにくかった。
倍率を上げていくと、薄暗い森林にも関わらず、見通しがいいことに気がついた。これはレンズの明るさと解像度の高さゆえだろう。レバーを操作して2〜3倍にして策敵すると、いつもよりもブッシュの奥や根元といった暗がりにも自然と意識が向いた。
そして最大倍率での4倍は、エアソフトの射程距離とちょうど相性がいい。
弾が落ちていくところまできっちりと追える一方で視野がそれほど狭くならないため、
40〜50mといった最大射程を使うようなシチュエーションでも自信を持って狙えるし、
それ以下ではバリケードから出た銃や靴、肩といったピンポイントの箇所も撃ち抜ける。
自然とセミオートで球数少なく対処できるため、1ゲームでノーマルマガジン2本も使わず、
1日遊んでも東京マルイのベアリングバイオ1袋(1300発)が使い切れず余ってしまった。
まとめると、
見え方:シャープかつハイコントラスト。暗がりにも十分強い。
操作性:イルミネーションの操作は秀逸。エレベーションなどの集光アクリルも◎。
機能性:ショートスコープとして必要なものはすべて備える。レティクルも見やすい。
VORTEX VIPER PST 1-4x24は、サバイバルゲームのための道具としては高価ではあるが、無駄というほど高くもなく、ルックスもいい。低価格帯実銃向けスコープの光学性能に不満があり、なおかつ予算は10万円以下というユーザーにとっては、価格以上の満足度をもたらしてくれると思う。
また、オプションのスルーレバーは同時購入がマスト。これがあるとないとでは操作性が段違いだ。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

はじめにまず、レビューといいつつも、じつは導入してからまだ一度しかゲームに参加できていないため、ファーストインプレッションに近い内容になることをお断りする。
参加したのは千葉のyaNex。バリケードとブッシュが混在している幅広い層が楽しめる森林系フィールドで、9月末ということもあり、1日中爽やかな陽気だった。
今回は東京マルイのHK416に載せ、ほぼ1日これだけで参加した。内部はノーマルでバッテリーはリポ7.4vを使用、初速は94m/s程度。弾道は40mでの集弾を重視した弱めのホップとした。
また、実戦投入にあたっては、ズームリングにSwitchview Throw Lever SV-2を新たに装着している。


これはズームリングの操作をサポートするVORTEX純正オプションで、指先だけで倍率を変更できるというアイテムだ。小さな部品ではあるが、日本円で1万2千円と良いお値段だった。素材や加工の内容、流通量を考えれば高価になるのは仕方ないが……。
フィールドにてスコープを覗いた最初の印象は、まるで新しい眼鏡を新調したかのような、自分の目がよくなったかのように見えるというものだった。
1倍でのダットサイトのような使い方では、イルミネーションの輝度も十分で、横方向のレンズけられも少なく好印象。レティクルが見える許容範囲が広いため、とっさに銃を構えるようなシチュエーションでも対応しやすいのだ。像のゆがみもほとんど感じられないため、策敵しながら歩くような場合でも目がつかれにくかった。
倍率を上げていくと、薄暗い森林にも関わらず、見通しがいいことに気がついた。これはレンズの明るさと解像度の高さゆえだろう。レバーを操作して2〜3倍にして策敵すると、いつもよりもブッシュの奥や根元といった暗がりにも自然と意識が向いた。
そして最大倍率での4倍は、エアソフトの射程距離とちょうど相性がいい。
弾が落ちていくところまできっちりと追える一方で視野がそれほど狭くならないため、
40〜50mといった最大射程を使うようなシチュエーションでも自信を持って狙えるし、
それ以下ではバリケードから出た銃や靴、肩といったピンポイントの箇所も撃ち抜ける。
自然とセミオートで球数少なく対処できるため、1ゲームでノーマルマガジン2本も使わず、
1日遊んでも東京マルイのベアリングバイオ1袋(1300発)が使い切れず余ってしまった。
まとめると、
見え方:シャープかつハイコントラスト。暗がりにも十分強い。
操作性:イルミネーションの操作は秀逸。エレベーションなどの集光アクリルも◎。
機能性:ショートスコープとして必要なものはすべて備える。レティクルも見やすい。
VORTEX VIPER PST 1-4x24は、サバイバルゲームのための道具としては高価ではあるが、無駄というほど高くもなく、ルックスもいい。低価格帯実銃向けスコープの光学性能に不満があり、なおかつ予算は10万円以下というユーザーにとっては、価格以上の満足度をもたらしてくれると思う。
また、オプションのスルーレバーは同時購入がマスト。これがあるとないとでは操作性が段違いだ。
2014年10月07日
特別なエアコキ
色々なご縁が重なって実現した特別なエアソフトが届いた。

はやく試してみたい!
エアコキは本当にロマン武器でしかないのか!?
それともこの一丁が新しい可能性を見せるのか。
続報をお待ちあれ。

はやく試してみたい!
エアコキは本当にロマン武器でしかないのか!?
それともこの一丁が新しい可能性を見せるのか。
続報をお待ちあれ。
2014年10月04日
光学諤々 その9-2
エアソフトに乗せる光学サイトについてレビュー。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

実銃用ミドルクラスのショートスコープとして人気のあるVORTEX VIPER PST。
前回はその概略を伝えたが、今回はいよいよ性能のレビュー……といきたいが、
その前に、取り付けの際に行ったちょっとした工夫についてお伝えする。
まず、マウントへの取り付け。
ホップシステムを搭載する現代エアソフトでは、銃を傾けて発射すると弾道も曲がってしまうため、スコープはきっちりと水平を取る必要がある。
そこで準備したのが、銃を固定する万力と水準器。
水準器として選んだのは、HAKUBAのストラップ付カメラレベラー。
これは1000円程度という手軽さの割に、建築現場で使用される水準器と同等の精度というところと、ストラップの便利さが気に入った。

まずは下準備として万力でエアガンを固定、水準器で銃の水平をしっかりと取る。
続いてマウントにスコープを取付けるのだが、今回使うマウントは、マウントリングが上下ではなく左右タイプなので、先にスコープを仮止めした状態で銃にマウントを装着する。
そして水準器をエレベーション・ノブの上に乗せ、スコープを回転させることで水平を調整。
あとはスコープリングのネジを対角線上に締めていく。
ほかにも、重りをつけた糸をつり下げて、
そのラインにレティクルを合わせるやり方などもあるそうだ。
これであとはゼロインを取るだけ。
でもその前に、被弾対策も施しておこう。
用意したのは、BUTLER CREEKのFlip Open Scope Cover。
これを前後に装着するのだが、対物側にひと工夫する。

使うのはHAKUBAのレンズガード+MC(30mm)。
本来はカメラ用で、キズや汚れからレンズを守るもの。
これを分解してレンズだけを取り外す。
あとはレンズをスコープカバーにはめて、スコープに装着すれば完成だ。


これならば、もしもBB弾が直撃してもフィルターが犠牲となってくれるし、
ポリカーボネートなどよりも透過率が高い(98.5%)ので、
スコープの性能をスポイルしないのもポイント。
1500円ほどで購入できるものなので保険としてオススメだ。
次回はいよいよ、フィールドでの使い勝手などをレビューする。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

実銃用ミドルクラスのショートスコープとして人気のあるVORTEX VIPER PST。
前回はその概略を伝えたが、今回はいよいよ性能のレビュー……といきたいが、
その前に、取り付けの際に行ったちょっとした工夫についてお伝えする。
まず、マウントへの取り付け。
ホップシステムを搭載する現代エアソフトでは、銃を傾けて発射すると弾道も曲がってしまうため、スコープはきっちりと水平を取る必要がある。
そこで準備したのが、銃を固定する万力と水準器。
水準器として選んだのは、HAKUBAのストラップ付カメラレベラー。
これは1000円程度という手軽さの割に、建築現場で使用される水準器と同等の精度というところと、ストラップの便利さが気に入った。

まずは下準備として万力でエアガンを固定、水準器で銃の水平をしっかりと取る。
続いてマウントにスコープを取付けるのだが、今回使うマウントは、マウントリングが上下ではなく左右タイプなので、先にスコープを仮止めした状態で銃にマウントを装着する。
そして水準器をエレベーション・ノブの上に乗せ、スコープを回転させることで水平を調整。
あとはスコープリングのネジを対角線上に締めていく。
ほかにも、重りをつけた糸をつり下げて、
そのラインにレティクルを合わせるやり方などもあるそうだ。
これであとはゼロインを取るだけ。
でもその前に、被弾対策も施しておこう。
用意したのは、BUTLER CREEKのFlip Open Scope Cover。
これを前後に装着するのだが、対物側にひと工夫する。

使うのはHAKUBAのレンズガード+MC(30mm)。
本来はカメラ用で、キズや汚れからレンズを守るもの。
これを分解してレンズだけを取り外す。
あとはレンズをスコープカバーにはめて、スコープに装着すれば完成だ。


これならば、もしもBB弾が直撃してもフィルターが犠牲となってくれるし、
ポリカーボネートなどよりも透過率が高い(98.5%)ので、
スコープの性能をスポイルしないのもポイント。
1500円ほどで購入できるものなので保険としてオススメだ。
次回はいよいよ、フィールドでの使い勝手などをレビューする。