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Posted by ミリタリーブログ at

2014年12月29日

カスタムRPKを試射した感想

今年のことは今年のうちに。
印象的だったカスタムエアソフトの感想です。


私には弟がいるのですが、彼はサバゲーをいっしょに楽しむ仲間でもあります。
その彼が、CIMA RPKを内部カスタムしたというので、試射させてもらいました。
カスタマイズを手がけたのは、私のVSRリアルショックをまさにショッキングな性能にカスタムしてくださったGOEMONカスタムさん。

オーダー内容は、不具合(初速低下、ストック破損、ドラムマガジン弾上がり)の解消と射程距離の延長、わずかなサイクルアップです。CYMAのRPKは全体の雰囲気はいいものの、LCTに比べると細部の造りが悪くいかにも低コストな感じ。エッジがだるく合いも悪い、いかにも精度出てないのが見て取れます。もちろん価格が安いので文句を言う筋合いではありませんが、LCTが棍棒のように鈍器になりそうなのに対して、CYMAのそれは殴ったら銃が壊れそうな予感がします。

不具合の原因は弟がゲームで転倒したことが原因で、初速の低下も内部に入った砂が悪さをしていたようです。インナーバレルも傷だらけだったようですから、ゲームでの扱いはもちろんメンテナンスの悪さも初速低下の原因ですね。ちなみに、ストック周辺のダクトテープはストックを固定しているものではなく、アッパーカバーが不意に取れないようにするために弟が行った手当て。普通はみっともないので別の方法を提案しますが、AKならなんとなく許せちゃう気がしますね。

試射を行ったのはyaNexのシューティングレンジ。弾はマルイの0.25バイオです。


https://www.youtube.com/watch?v=1D8VyhPOUP0
50mでの集弾性はなかなかのもの。ホップを弱めにしていることもあり、かなり素直でヒットの取れる弾道。予算の関係もあって傷もののインナーバレルをそのまま使っていることと、分隊支援火器という役割を考えたら納得のいく結果です。電動ドラムマガジンはトリガー連動式にカスタムされていますから、残弾を気にすることなく撃ちまくることが可能。電動マガジン用のコードが見えてしまうものの、マガジンは通常のバネ式も使えます。
GOEMONさんとしては集弾性に満足していないようですが、現状でも射程距離と合わせて十分に脅威。これがRPKだからいいものの、普通のサイズのエアガンだったら強すぎますよ。  


Posted by くっぱちゃん at 15:44Comments(0)エアガンレビュー

2014年11月10日

UMAREX G36CVは使い物になる?

思わぬご縁があってUMAREX G36CVが手元にやってきました。


週末の土曜日、サバゲーにでかけたのですが、フィールドではフリーマーケットが行われていて、このG36CVもそこに並んでいました。
長モノは2丁までというMyルールがあるので、普段はフリマでエアソフトが売られていても、あまり気にすることがありません。
ところが、なんか気になって並んでいる箱を見てみると、ちょっと普通じゃない値段なんですね。
おそらくほかのゲーマーもあまりの安さにちょっと引いていたようです。正直ジャンク品だと思う金額でした。
ところが、売主の方に話を聴いてみると、調整したことで満足して、ゲームには使っていないとのこと。
これは即決です。


フィールドで激安G36CVを衝動買い。

UMAREXのG36CVには、ブローバック機能のついたスタンダード版と、それをオミットした廉価版があるのですが、これは廉価版のほう。ブローバックはトラブルの元になるので、これはラッキー。
フィールドで試射してみると、初速は0.2gで90m/s、飛距離も40mまで普通に飛びます。集弾性能もまずまず。セミオートはおっとりしていますが、なにしろ値段が値段なのでまったく気になりません。これはいい買い物ができました。


付属品のVストック、フォアグリップのほか、STANGマガジンを使うためのアダプターまでついていました。

翌日、内部を確認してみると、改めていい買い物をしたことがわかりました。
モーターは東京マルイEG1000Sだし、そのほかスプリング、シリンダー、ピストンヘッドも交換されていました。
部品交換だけでなく、細かい部分にも手が入っていて、元の持ち主のスキルの高さをうかがわせます。


メカボックスはVer.3の変形版で、メカボを分解することなくスプリングを交換することが可能。
そのままおとなしく使っておけばよかったのですが、いらんことをして速攻ピストンをクラッシュさせてしまいました。
自業自得ですが、メカボックスを分解して手持ちの部品と交換します。
壊してしまったピストンをSHS製に、ギアはUMAREXの純正品だったので、SUPER SHOOTERの18:1に置き換えます。
もうちょっと初速を上げたかったのですが、手持ちにいいスプリングがなかったのと、またギアロックさせてもマヌケなのでこれでおしまい。


シム調整を行って再組み立てし、初速を測定すると、0.2gで89~90m/sで安定。発射レートは1000rpm(16.6発/s)と購入時よりあがりました。元のギアよりもベベルギアのラッチが多いので、セミオートのキレも向上。ホップをかけて87~88m/sなので、インドアでも使えますし、470発入る多段マガジンがついていたので、サバゲー初心者の友人に貸してあげるのにもちょうどいいですね。

サバゲーは、ゲームももちろんですが、同じテーブルになった人たちとの交流や、こうした面白い買い物ができるから楽しいですね。G36CV大切に使います!
  


Posted by くっぱちゃん at 08:44Comments(0)エアガンレビューumarex G36C

2014年10月26日

カスタムVSRレビュー その2

レビュー:東京マルイ VSRリアルショックバージョン GOEMONカスタム


その1では動画での報告を行ったが、今回は動画では表現しにくい細かい部分について報告する。


エアソフトのカスタムについては、たとえば電動ガンについては、東京マルイの次世代シリーズほどの性能があればノーマルで十分。しかし、性能の低い海外製品や不便なボルトアクション・エアコッキング銃については、カスタムによって性能アップしてもいいというのが基本的なスタンス。もちろん、ハイサイクルや消音カスタムを否定するつもりはないが、自分だけ有利な道具を使ってヒットを取るというやり方はあまり好きではない。有利な要素があるなら、その分なにか不利な要素があることによって、バランスをとったほうがゲームとして面白いと考えるからだ。

もともとこのVSRリアルショックは、非常に安価に手に入れたものの実射性能の低さにガッカリし、なおかつ市販カスタムパーツの高額さに辟易してそのまま死蔵していたものだが、友人からGOEMONを紹介してもらい、そのカスタム思想に共感してカスタマイズをお願いすることになった。なお、リアルショックだけではなく、GスペックやプロハンターといったほかのVSRシリーズもGOEMONカスタムに対応するとのこと。

カスタムの内容はHOP UPチューン。いわゆる流速カスタムのように、ホップをかけることによって大幅に初速が上がるものとは異なり、テスト時の初速(適正ホップにて計測)もマルイバイオ0.25gで81m/s(0.82J)とノーマル並み。交換部品が少ないためカスタム費用が抑えられること、初速に余裕があることで、知らず知らずのうちに違法状態になるリスクを避けられるのが嬉しい。

GOEMONカスタムの特徴として、0.2gでの性能の高さがあげられる。いわゆる長かけホップのようなホップを強くかけるカスタムの場合、0.25g以上といった中・重量弾での使用を前提としているものが多いが、GOEMONカスタムでは0.2gでも十分な性能を発揮するよう調整しているという。これは、GOEMONのホームグラウンドであるフィールドHEAD QUARTERS東海が0.2gのみ使用可能という状況も関係しているのだろう。0.2gでも使えるということは、弾代の節約にもつながるし、相手にも余計なダメージを与えないという意味でもいい。

今回のテストでは時間の関係から0.25g中心で、0.2g弾についてはそれほどたくさん撃つことができなかったが、0.2gでも50mまで軽々と飛ぶことに驚かされた。今後0.28gでどのような挙動を示すのか、また相性のいいBB弾メーカーはどれかなど色々と試していきたいと考えている。こういうところにこだわるのもボルトアクション銃の楽しさだと思う。

50mまでの距離で、どの距離でもマンターゲットに弾が収まるようにゼロインすると、ホップアップの関係から40m時点では狙点(正照準)よりもわずか(約20cm)下に弾着した。これはつまり、ここからホップアップが効いてきて、50mの手前を頂点に狙点に向かって放物線を描いて着弾するということ。もしかすると、もう少しホップを弱めて気持ち上気味に射撃してもいいのかもしれない。たとえば、伏射で伏せている相手を狙ったり、上下に狭いバリケードの隙間を狙い撃つようなシチュエーションに対応するなら、そういったセッティングの方が向いているように思えた。
いずれにせよ、箱出しの東京マルイ次世代よりも10m近く遠くを狙えるのだから素晴らしい。その際の弾道も、左右の散らばりが少ないボルトアクション銃ならではの気持ちのいい弾道で、ターゲットに吸い込まれるように飛んでいくのだ。

60mを狙おうとすると、マンターゲットのわずかに頭上を狙点とする必要があった。ここでも、風の影響を受けなければ、グルーピングはマンターゲットの倍以上には広がっていない印象。射手が気を抜くと正直に弾は反れていくため、気持ちいい緊張感がある。単純な飛距離で言えば、60m級を名乗っても異論はないだろう。しかし、さすがにこの距離になると弾に力がないため、ヒットを取れるかどうかは相手の被ヒットスキル(!?)次第かもしれない。



それにしても、ボルトアクション銃を真剣に撃つのは面白いのと同時に疲れる。テスト時は10月下旬であったにも関わらず、1マガジン撃ち切ると汗がにじんでくるほどだ。
なお、テストを行った日はフィールドの定例会で、ゲームにもVSRをメインに参加した。自分はもともと前に出るタイプのプレイスタイルなのだが、VSRでも基本は最前線。スコープの中に相手の表情を捉えつつ、会心の一撃を狙う緊張感と快感はボルトアクションならでは。
GOEMONカスタムを施せば、誰もがスナイパーになれるというわけではないが、「次世代+10m」のメリットはけっして少なくない。ひとつひとつのヒットにドラマが生まれるボルトアクションの世界、その可能性をGOEMONカスタムが広げてくれた。  


Posted by くっぱちゃん at 17:50Comments(0)エアガンレビュー

2014年10月23日

カスタムVSR レビュー その1

レビュー:東京マルイ VSRリアルショックバージョン GOEMONカスタム


ようやくフィールドで試すことができました。
動画を撮りましたので、どうぞご覧ください。
埋め込み動画より、リンク先のYoutubeの方が見やすいと思います。

Ait Soft Review:VSR Real Shock GOEMON Custom
http://youtu.be/lHSUy0oTlqM


使用弾はバイオ0.25g、初速は81m/s(0.82J)。

GOEMONカスタム
http://goemon.militaryblog.jp  


Posted by くっぱちゃん at 18:40Comments(0)エアガンレビュー

2014年09月18日

レビュー S&T ベネリM4伸縮ストック

激安エアコキショットガンって実際どうなの?
レビュー:S&T M4ショットガン 伸縮ストック

M4ショットガン伸縮ストックタイプ。

エアソフト趣味を始めるにあたって、自分なりにルールを決めた。
メインとなる長物は2丁まで、それと各ジャンル1丁づつ。
新しいのが欲しくなっても、古いのを処分できるないなら我慢すること。
そうじゃないと際限なく増殖しそうだからね。

あるとき、いつものようにミリブロをパトロールしていたら、
WEB SHOPアシュラの記事でS&T M4ショットガンを紹介していた。
エアーコッキング式のショットガン、これは未開拓だから1丁買ってもOK。
しかも激安。送料込みで6652円。

カートに入れた状態で、検索をかけて情報収集、
海外製エアガンだからいちおうね。
『構造は東京マルイのコピー』という書き込みを見つけて
マルイ互換ならなんとかなるよね……と注文。
(その情報につられて友人も固定ストックを注文。ごめんね~)

外観はベネリM4の雰囲気が出ているし、剛性もある。なにしろ激安だから問題なし。
コッキングは重い。女性だと引けないかもしれないくらい。
ラピッドファイアもできるらしいけど、自分には鍛錬が足りないみたい。
1回のコッキングで3発同時に発射される。マガジンはマルイ互換の30発。
インナーバレルは噂どおり汚れでビッシリだった。


はんだコテにてスティップルを施した

問題は実射性能だ。
飛ばないわけじゃないけど、20m弱で弾がおじぎしてしまう。
あきらかにホップのかかりが弱い弾道だ。

ならばホップを改善すればいいのだが、内部構造が問題となる。
マルイ互換ならば比較的改善は簡単だが、
じつはS&T M4ショットガンはバレルとホップまわりが独自設計なのだ。

マルイでは3本のインナーバレルそれぞれに切り欠きがあり、都合3個のホップラバーをセット、それをチャンバーに差し込む構造だ。
ところがS&Tではバレルに切り欠きも、個別のホップラバーも存在しない。バレルを差し込む3つ穴のゴム部品にホップをかけるための突起がモールドされているのだ。
たしかにこれならバレル加工やホップラバー装着の手間は省ける。賢い設計だ。しかし製造技術と品質管理が足りていないため、出来上がりはマルイにはおよばない。

しかも困ったことに、ホップを強くしようにも、ゴム部品が銃口側から見て

バレルのささる穴→⚪︎
3つの穴は一体成形⚪︎ ⚪︎

このようになっているので、下ふたつの穴は加工が困難。一体部品のため壊してしまうとジャンク一直線だ。

このホップ部分を改良できれば非常に面白い存在になるのに。


マガジンはマルイのものが使える

このまま押入れに仕舞いっぱなしにするのはもったいない。
そこで、現在あるカスタムショップさんにS&T M4ショットガンを預けている。
なんとか安価に改良できれば面白い存在になるかなと。  


Posted by くっぱちゃん at 15:52Comments(3)エアガンレビュー