2016年01月24日

不調のマルイM14を開けてみた その1

調子を崩してしまったという知人のマルイM14。
その再調整の模様を何回かに分けて掲載します。
なにかしら参考になれば幸いです。
不調のマルイM14を開けてみた その1
さて、この個体ですが、DIYで色々パーツを交換したけど、性能向上を実感するどころか初速がばらつき、最後には初速が酷く落ち込んでしまったとそうです。
マルイベースですので、本体の問題というよりは、施工不良が疑われます。
不調のマルイM14を開けてみた その1
分解洗浄して確認したところ、以下のような問題点がありました。

グリス塗布量過多
メカボックスネジ破損(修正可能)
軸受け不良
ノズル破損
ピストンリング気密不良
ピストン痛み(修正可能)
ギア痛み(修正可能)
スプリングレート超過
タペットスプリング痛み
スイッチスプリング痛み
不調のマルイM14を開けてみた その1
不調のマルイM14を開けてみた その1
不調のマルイM14を開けてみた その1
使われているパーツは国産メーカーのきちんとしたものでした。結構な投資をしているはずですので、これでちゃんと飛ばないと悲しいですね。

まずは土台となるメカボックスのネジ穴修正から。メカボックスのネジ穴はトルクをかけ過ぎると簡単にバカになってしまいます。
不調のマルイM14を開けてみた その1
ネジも新しくM3で用意。一部のネジは長さを合わせるためにカット加工しています。
不調のマルイM14を開けてみた その1
軸受はなぜか左右で樹脂とベアリングが混在していたので、スパー以外はメタルで統一。
不調のマルイM14を開けてみた その1
ギアは面取り加工してメカボックスと干渉しないように。
不調のマルイM14を開けてみた その1
軸受が変わったのでシム調整もやり直します。
不調のマルイM14を開けてみた その1
ピストンも荒れた部分を整えて再利用します。

長くなるので続きます。





Posted by くっぱちゃん at 10:09│Comments(0)
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