2015年05月11日

エアダンパーピストンヘッドをテスト

我が家にはG36Cがふたつあります。
ひとつはマルイ次世代で、もうひとつがUMAREXのスタンダードタイプ。
次世代はゲームウェポンの主力として内部はほぼノーマル(リコイルのみキャンセル)で運用。それに対してUMAREXのそれは内部をそれなりにカスタムしています。
スプリングがメカボ後方から取り出せることもあって分解調整が楽なんですよね。なのでカスタムのテストベッド的な役割も果たしてもらってます。

現状は0.25gで初速86m/s、サイクルは1000rpmとゲーム用途には文句無し。でもちょっとピストンの打撃音が大きい。そこで前から気になっていたガンパーツ ザビエルのエアダンパーピストンを導入してみました。
ピストンヘッドを独自形状とすることで、ピストンが前進したときに空気だまりができてピストンヘッドとシリンダーヘッドがぶつかるスピードを低減。打撃音を減らすというアイデアです。
エアダンパーピストンヘッドをテスト
日曜の夜なのでサクサクと組み上げて終わらせるつもりでしたが、うちのG36Cがカスタムされていたこともあってポン付けとはいきませんでした。組み込みの参考になれば幸いです。
エアダンパーピストンヘッドをテスト
変更前のパーツリストは
スーパーシューター製ギアセット(18:1)
メーカー不明 加速シリンダー、シリンダーヘッド、エアシールノズル、スプリング
SHS製ピストン、ピストンヘッド
マルイ製 1000Sモーター
軸受けはメタルで、ベベルギアのみベアリング
エアダンパーピストンヘッドをテスト
変更前の数値は86.7dB。ピストンが打ち付ける「パカン」という音が響きます。
測定はiPhone6でアプリを利用。銃口横30cmの位置で空撃ちにて行っています。
エアダンパーピストンヘッドをテスト

エアダンパーピストンですが、組み付け自体は簡単です。しかし、シリンダーヘッドを交換している時は注意が必要。先端がシリンダーヘッドの内径より大きい場合は切削するなどの作業が必要です。
今回も元々使っていたシリンダーヘッドはパイプの内径が細く切削にも向かないため交換しました。確かLCTのAKに使われていたものです。これも内径が狭いため、現物合わせでの調整が必要でした。
さらに、メーカーの説明どおりピストンの歯も加工しています。
また、元々使っていたピストンヘッドとはスプリング受け部の長さが異なるため、スプリングも全長の短いもの(SP80)に交換しました。
エアダンパーピストンヘッドをテスト
上の写真が交換後のデータです。
78.4dBと8.3dB低下。
ピストンヘッド以外にもスプリングを含め複数パーツを交換してしまったため、厳密な違いは測定できなくなりましたが、あきらかに音は小さくなりました。
エアダンパーピストンヘッドをテスト
そして初速ですが80m/sと約0.1J低下。サイクルには変わりがありませんでした。また、初速は非常に安定しています。
この日は時間切れでここでタイムアップとなりましたが、スペーサーなどで追い込めば、初速も少しは回復できそうです。まあ、0.8Jあれば困る事もないですけどね。
エアダンパーピストンヘッドをテスト
感想としては、確かな効果を実感できる一方で、組み込みにはトライ&エラーが必要なアイテムだと感じました。一般的なピストンヘッドに比べて高価ではありますが、サプレッサーと同等以上の効果があることを考慮すれば、納得できる程度かな。
弾道を見てみないとわかりませんが、サプレッサーは長距離で弾道が乱れる傾向があるため、もしこれで素直な飛びであればさらに評価は高まります。
レンジでの試射が楽しみですね!




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Posted by くっぱちゃん at 08:18│Comments(0)umarex G36C
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