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Posted by ミリタリーブログ at

2015年07月24日

Made in USAのスリング

ミリタリー小物って奥が深いですよね。使いやすさと丈夫さを兼ね備えているのが絶対条件で、さらにコストやルックスの要素が絡んできますから。
いわゆる名品というやつは確かに手にとってみると納得させられてしまう説得力があります。

最近好んで使っているLCT製のAK102にスリングを購入しました。
これまではアーマーに取り付けてある1点スリングで運用していたのですが、暑いので軽装装備に切り替えていまして、単体で使えるスリングが必要になりました。

次世代416に使っている3点スリング(確か東京マルイ製)は、フロント側をQDに交換しているのとリヤをストックに固定してあるので簡単に使いまわすことができません。そこでAK用に選んだのが、Cetacea tactical gear社の「Snap Dragon Three Point Sling」でした。

Cetacea Tactical(セタシア・タクティカル)といえばランヤードが有名ですが、スリングやK−9ユニット用のハーネスなんかもリリースしています。今回のスナップドラゴン3点スリングは、ウィンドウショッピングをしていて半ば偶然に出会ったもの。
選んだ理由は、3点スリングの重要なギミックであるアンロック機構がよく考えられていること、使われている部材がしっかりしていること、そして拡張性が高いことです。


まず、アンロック機構について。
例えばマルイのタクティカルスリングは、ジョイントをロックしているのはファステックバックルで、これを手で挟んでアンロックします。これ自体は確実性のあるしっかりとした機構なのですが、操作性という部分では難があり、どうしても時間がかかります。
スナップドラゴンでは、ITW Nexus社のドラゴンバックルと呼ばれるバックルを採用。これはメス側のバックルにくくられたコードを引くことでロックがフリーになる機構で、手元を探ることなく素早く確実にアンロックできるもの。コードをそのまま手前に引けば自然と1点スタイルに移行できるので、マルイ式よりもアクションが少なくスピーディです。


そして使われている素材について。
多様されているバックルはすべてITW Nexusのミリタリースペックで、マルチカムももちろん本物。「Made in USA」というのも嬉しいところ。
スリングなんて1000円代から手に入るものに7000円近い価格を支払うことに抵抗がないわけではないですが、作りの良さと機能性を考えれば、本国での定価も50ドルくらいなので妥当かなと。


そして拡張性の高さも嬉しいポイントです。
スリングのフックは、前側がHKフックで後ろ側が固定ストック用のリングタイプになっているのですが、それぞれがサイドリリースバックルで本体につながっており簡単に仕様変更をすることができるようになっています。


メーカーの商品ラインアップにもQDや単純なストラップやリングが縫いこまれたものなど色々なオプションが用意されているのですが、日本では手軽に手に入らないのが残念です。

ゲームで使ってみた感想としては、ストラップの幅や硬さが適切で快適さと使いやすさがバランスされていると思いました。とくに3点から1点への変更はスムーズでストレスがありません。ランヤードほどメジャーなアイテムではありませんが、Cetacea Tacticalのスリングなかなかの逸品だと思います。

  


Posted by くっぱちゃん at 14:31Comments(2)