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Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月06日

光学諤々 その5

エアソフトに乗せる光学サイトについてレビュー。
ARROW DYNAMIC ACOG TA31タイプ 4倍固定スコープ

東京マルイHK416に装着

自分はゲーマータイプで、いわゆる“装備系”ではないものの、
やっぱりミリタリーで使われている光学サイトには興味がある。とくにTrijicon ACOGは花形といっていい存在だ。

さらに、エアソフト用の光学サイトとしても、低倍率スコープの有用性に注目していたので、『一個持っていても困らないんじゃないの』と自分を正当化した。

そして、いつのもようにお店で品定めをするのだが、ここでふたつミスを犯すことになる。

ひとつは事前の情報収集を怠ったこと、もうひとつはゲーム前日にお店に行ったことだ。

ロクな知識もないまま買う気だけは満々、こういった買い方をして成功した試しがない。

事実、買ってから道具箱に仕舞われるまでに使われた回数、なんと2ゲーム。
ARROW DYNAMIC ACOG TA31タイプは、ワースト記録をぶっちぎりで更新してくれた。

ARROW DYNAMIC ACOG TA31タイプ は、外観はそれなりだ。フォルムは雰囲気をつかんでいるものの、ディテールはけっこういい加減。Triliconのロゴは本来ならばエンボス仕上げとなるが、こちらは印刷。

特徴である集光チューブは機能しており、明るいところではレティクルをほんのりと赤く照らしてくれる。これが、この商品最大のセリングポイント。

レティクルを光らせる集光ファイバー

光学としての性能は、レンズは薄暗く、倍率も本当に4倍あるのか怪しいが、マウントも不具合なく、ゼロインも取れた。

致命的だったのはアイリリーフの短さだ。

実物でもアイリリーフが短いと指摘されるACOGだが、今回購入したレプリカに関しては、度を越して短いのである。

レイルドカバーを使ってLCT製AK102に装着。アイリリーフが短いためかなり手間にセット

レール最後端に装着した状態で、シューティンググラスでギリギリ、ゴーグルではレンズにぶつかるほど近づけないとまともにのぞけない。
つまり、かなりしっかりと頬付しないといけないため、メッシュタイプのフェイスマスクは装着できなくなる。
慣れの問題もあるだろうが、安全性を犠牲にするほどACOGにこだわりもない。
2回目のゲームでエレベーションの蓋が無くなったところで心の中で何かが折れた。

ショートスコープを選ぶ際にはアイリリーフに注意せよ。

キルフラッシュと合わせて1万円6500円。勉強代にしては痛い出費だった。  


Posted by くっぱちゃん at 10:30Comments(0)光学機器