2016年03月07日

ホロサイトの劣化。ひとつの実例

レプリカと実物のギャップが大きいホロサイト。
じゃあ実物の中古品ってどうなの?
これ、けっこう気になってる人は多いと思います。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

もともとお高い実物光学アイテムですが、ここのところの為替レートでは、なかなか新品に手が出せません。
それでも物欲はやまず、なんとかしたいと足掻くのが欲にまみれた悲しき人間の性。そんなとき、ネットオークションで傷モノジャンクのEOTech557が出品されていたので、思わず保護してしまいました。

2009年の個体で、パッケージに貼られたシールから、国内のショップで販売されたものだと推測されます。
届いたときは、迷彩塗装が施されていて、ユーズド感バリバリ。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

対物レンズにヒビ有り。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

ホロサイトといえば劣化による光量低下が心配です。この個体も接眼レンズの投映膜に劣化の兆候があわられています。唐草のような模様がそれです。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

でも、出品者のコメントどおり、昼間でも使用できる程度には明るくできたので、しばらくは実用品としても使えそうです。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

今回は使えそうですが、中古のホロサイトはできれば現物を確認してから購入したほうがいいでしょうね。明るさの感じ方には個人差もありますから。

さて、そんなコンディションに気を良くして、迷彩塗装をクリーニングすることにしました。
用意したのは模型用の薄め液。布に染み込ませてゴシゴシとこすると簡単に塗装は剥がれました。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

しかし、好事魔多し。調整ノブのところは塗装仕上げだったようで、下地がこんにちは。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

慌てず、マスキングしてインディのスプレーで再塗装。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

レーザーを注意喚起するシールもダメにすることなく、刻印もそのまま綺麗に浮かんできました。野暮な話ですが、DIYは自己責任ということで、宜しくお願い致します。
ホロサイトの劣化。ひとつの実例

それにしても、サイドスイッチでレティクルが中距離にも対応する.AR223という仕様を見ていると、ブースターが欲しくなりますねぇ。本当に欲深いものです。地獄行きです(笑)
ホロサイトの劣化。ひとつの実例




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Posted by くっぱちゃん at 20:26│Comments(0)光学機器
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