2014年09月16日

光学諤々 その7-1

エアソフトに乗せる光学サイトについてレビュー。
DOCTER DOCTER SIGHT Ⅱ+
光学諤々 その7-1


ある時期インドアフィールドにハマっていたことがある。
遮蔽物を使った差し合い読み合い、接近戦ならではの緊張感、そしてほぼ1日セミオンリーというストイックさが気持ちよかったからだ。

メインに使うエアソフトも、当初のアサルトライフルからサブマシンガンへと変わり、やがてはガスハンドガンに。
普段のアウトドアフィールドではホルスターに挿しっぱなしのハンドガンが、交戦距離の短いインドアでは主役になれるというのも嬉しかった。

当初はハンドガンのアイアンサイトにピンバイスで溝を掘り、蓄光塗料を流して見やすくしていたものの、とっさのサイティングに迷うことが幾度かあった。
もちろん命中させられないのは道具のせいだけではないのだが、ドットサイトがあればもっと使いやすくなる、そう考えた。

ハンドガンに光学機器を装着する方法はいくつかある。
レースガンなどでよく見るのが、フレームのレールにマウントを装着してサイトを固定するスタイル。
そしてもうひとつがスライドに直接サイトを固定するスタイルだ。

サイティングだけを考えればレースガンスタイルに長があるが、サバゲーに似合うかというと、ちょっと違う気がする。
ここはやはりスライド直付けでタクティカルに洒落込みたい。
スライド直付けとなると、DocterかTrijicon RMRあたりの小型ドットサイトがイメージだろう。

過去の失敗を生かしてここでしばらく情報収集。
こういった小型ドットサイトは、上記の実物とそのレプリカがあるほか、エアソフト用としてノーベルアームズのタイニードット、実銃対応品としてサイトロンジャパンからもMini Mil Dotが発売されていることがわかった。
しかし、このジャンルについての情報は少なく、イメージを掴むのに苦労した。

手頃なのはやはりレプリカだが、どうにも評判がよろしくない。
タイニードットは価格も手頃で品質も良さそうだが、20mm用マウントがビルトインされているため、スライド直付けには向いていない。
結局、G17やハイキャパ5.1用にマウントの出ているDocterが候補に残った。

Docter sight Ⅱ plusの国内正規品は約6万円、あと少し足せばAIMPOINT T1が買えてしまう価格だ。これは買いにくい。Docterサイトの情報が少ないわけだ。
しかし、これまでの経験からすると、中途半端なものを買っても使わなくなるのはわかっていたので、PK WAVEから通販で購入。

数日後に無事Docter sight Ⅱ plusが手元に届いた。
光学諤々 その7-1

付属品はカバー、調整用ドライバー、調整用スケール

長くなったので続く。




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Posted by くっぱちゃん at 10:52│Comments(0)光学機器
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