2016年05月10日
EOTechの拡大鏡
先日我が家にやってきたEOTechの557は、単三電池仕様、サイドスイッチのNVモード有りというスペック。単独で使ってもいいのですが、やっぱりタンデムで使ってこそスペックが生きるよなぁと考えていました。

そこでEOTech G23 FTSを追加購入。
性能的にはG33がベターですが、年代モノの557と組み合わせるならG23がしっくりきます。(当然お値段もリーズナブル!)
まだ載せて覗いただけなのでファーストインプレッションでしかありませんが、「使えるけど、使いにくい。でも嬉しい」ってところでしょうか。
重いしアイリリーフ短いし。でも、レンズは流石に明るい。あと、名前にもついている独特のマウント(Flip to side)がやっぱり面白い。

私はゲーマー気質なので、光学機器には第一に実用性を求めますが、これはロマンありますね。


そこでEOTech G23 FTSを追加購入。
性能的にはG33がベターですが、年代モノの557と組み合わせるならG23がしっくりきます。(当然お値段もリーズナブル!)
まだ載せて覗いただけなのでファーストインプレッションでしかありませんが、「使えるけど、使いにくい。でも嬉しい」ってところでしょうか。
重いしアイリリーフ短いし。でも、レンズは流石に明るい。あと、名前にもついている独特のマウント(Flip to side)がやっぱり面白い。

私はゲーマー気質なので、光学機器には第一に実用性を求めますが、これはロマンありますね。

2016年03月07日
ホロサイトの劣化。ひとつの実例
レプリカと実物のギャップが大きいホロサイト。
じゃあ実物の中古品ってどうなの?
これ、けっこう気になってる人は多いと思います。

もともとお高い実物光学アイテムですが、ここのところの為替レートでは、なかなか新品に手が出せません。
それでも物欲はやまず、なんとかしたいと足掻くのが欲にまみれた悲しき人間の性。そんなとき、ネットオークションで傷モノジャンクのEOTech557が出品されていたので、思わず保護してしまいました。
2009年の個体で、パッケージに貼られたシールから、国内のショップで販売されたものだと推測されます。
届いたときは、迷彩塗装が施されていて、ユーズド感バリバリ。


対物レンズにヒビ有り。

ホロサイトといえば劣化による光量低下が心配です。この個体も接眼レンズの投映膜に劣化の兆候があわられています。唐草のような模様がそれです。

でも、出品者のコメントどおり、昼間でも使用できる程度には明るくできたので、しばらくは実用品としても使えそうです。

今回は使えそうですが、中古のホロサイトはできれば現物を確認してから購入したほうがいいでしょうね。明るさの感じ方には個人差もありますから。
さて、そんなコンディションに気を良くして、迷彩塗装をクリーニングすることにしました。
用意したのは模型用の薄め液。布に染み込ませてゴシゴシとこすると簡単に塗装は剥がれました。

しかし、好事魔多し。調整ノブのところは塗装仕上げだったようで、下地がこんにちは。

慌てず、マスキングしてインディのスプレーで再塗装。

レーザーを注意喚起するシールもダメにすることなく、刻印もそのまま綺麗に浮かんできました。野暮な話ですが、DIYは自己責任ということで、宜しくお願い致します。

それにしても、サイドスイッチでレティクルが中距離にも対応する.AR223という仕様を見ていると、ブースターが欲しくなりますねぇ。本当に欲深いものです。地獄行きです(笑)

じゃあ実物の中古品ってどうなの?
これ、けっこう気になってる人は多いと思います。

もともとお高い実物光学アイテムですが、ここのところの為替レートでは、なかなか新品に手が出せません。
それでも物欲はやまず、なんとかしたいと足掻くのが欲にまみれた悲しき人間の性。そんなとき、ネットオークションで傷モノジャンクのEOTech557が出品されていたので、思わず保護してしまいました。
2009年の個体で、パッケージに貼られたシールから、国内のショップで販売されたものだと推測されます。
届いたときは、迷彩塗装が施されていて、ユーズド感バリバリ。


対物レンズにヒビ有り。

ホロサイトといえば劣化による光量低下が心配です。この個体も接眼レンズの投映膜に劣化の兆候があわられています。唐草のような模様がそれです。

でも、出品者のコメントどおり、昼間でも使用できる程度には明るくできたので、しばらくは実用品としても使えそうです。

今回は使えそうですが、中古のホロサイトはできれば現物を確認してから購入したほうがいいでしょうね。明るさの感じ方には個人差もありますから。
さて、そんなコンディションに気を良くして、迷彩塗装をクリーニングすることにしました。
用意したのは模型用の薄め液。布に染み込ませてゴシゴシとこすると簡単に塗装は剥がれました。

しかし、好事魔多し。調整ノブのところは塗装仕上げだったようで、下地がこんにちは。

慌てず、マスキングしてインディのスプレーで再塗装。

レーザーを注意喚起するシールもダメにすることなく、刻印もそのまま綺麗に浮かんできました。野暮な話ですが、DIYは自己責任ということで、宜しくお願い致します。

それにしても、サイドスイッチでレティクルが中距離にも対応する.AR223という仕様を見ていると、ブースターが欲しくなりますねぇ。本当に欲深いものです。地獄行きです(笑)

2015年01月25日
準備だけはOK!
年初に手に入れたSURE HIT31042をようやく取り付け。

ダークアースに自家塗装したノーベルアームズのトリプルナットマウントをVSRに取り付けて、シュアヒットを仮組みして前後の位置を決めます。


前後の位置が決まったらマウントリングを締め付けるのですが、この時に銃とスコープが垂直でないといけません。
そこで、カメラ用の水平器を使います。
ここで手を抜くとホップによって弾が左右に曲がってしまうからです。


取り付けが終わったら実戦向けにセッティングをしていきます。
ロングフードを取り付け、先端にフタ部分がクリアになっているキャップでレンズを保護。
バレルとストックには、カモテープを巻いてカモフラージュ効果とグリップ力を高めます。スコープにはゲーム時にカモネットを被せるのでこのままにしておきます。
最後にスリングですが、ハンドガンとのトランジションを考えて3ポイントタイプにしています。これなら手を離しても体から銃が離れません。

最後にゼロインを合わせて準備完了! なのですが、ここの所タイミングが合わなくてゲームに行けません。ゲームで知り合いになった方々から毎週のようにお誘いは頂いてるのですが……。
寂しいのでガスブロで御座敷シューティングしちゃいました(笑)


ダークアースに自家塗装したノーベルアームズのトリプルナットマウントをVSRに取り付けて、シュアヒットを仮組みして前後の位置を決めます。


前後の位置が決まったらマウントリングを締め付けるのですが、この時に銃とスコープが垂直でないといけません。
そこで、カメラ用の水平器を使います。
ここで手を抜くとホップによって弾が左右に曲がってしまうからです。


取り付けが終わったら実戦向けにセッティングをしていきます。
ロングフードを取り付け、先端にフタ部分がクリアになっているキャップでレンズを保護。
バレルとストックには、カモテープを巻いてカモフラージュ効果とグリップ力を高めます。スコープにはゲーム時にカモネットを被せるのでこのままにしておきます。
最後にスリングですが、ハンドガンとのトランジションを考えて3ポイントタイプにしています。これなら手を離しても体から銃が離れません。

最後にゼロインを合わせて準備完了! なのですが、ここの所タイミングが合わなくてゲームに行けません。ゲームで知り合いになった方々から毎週のようにお誘いは頂いてるのですが……。
寂しいのでガスブロで御座敷シューティングしちゃいました(笑)

2015年01月24日
気軽にオリジナリティをアップ!
SURE HIT 31042 IR SSTPをVSRに装着するためにノーベルアームズのトリプルナットマウントを購入したのですが、そのまま取り付けるのも面白くない。
この間VSRのストックも塗装したことだし、マウントも塗装することにしました。


まずはマウントを分解して、塗装する場所、しない場所を決めます。
つぎに中性洗剤を使って塗装するパーツを脱脂。ここをしっかりやらないと綺麗に塗料が乗りません。
あとはスプレーの説明書に書いてあるとおりに、適切な距離をとって何回にも分けて塗装していきます。
冬は乾燥しているのでやりやすい季節ではありますが、気温が低いのでスプレー缶を温めて、しっかり攪拌する必要があります。
使ったのはインディのダークアース。VSRには同メーカーのコヨーテタンを使ったのですが、アクセントのつもりで色を変えています。
変だったら上塗りすればいいだけですから気軽なもの。

インディの塗料は粒子が細かくてマットな質感が簡単に得られるのがいいですよね。お気に入りです。
塗装自体は30分もかからないのですが、気温も低いですし、しばらく放置しておきます。


パッケージに入れてみたら色バリエとしてありそうな雰囲気に(笑)
ペイントカスタムは気軽にオリジナリティが出せるので楽しいですね!
この間VSRのストックも塗装したことだし、マウントも塗装することにしました。


まずはマウントを分解して、塗装する場所、しない場所を決めます。
つぎに中性洗剤を使って塗装するパーツを脱脂。ここをしっかりやらないと綺麗に塗料が乗りません。
あとはスプレーの説明書に書いてあるとおりに、適切な距離をとって何回にも分けて塗装していきます。
冬は乾燥しているのでやりやすい季節ではありますが、気温が低いのでスプレー缶を温めて、しっかり攪拌する必要があります。
使ったのはインディのダークアース。VSRには同メーカーのコヨーテタンを使ったのですが、アクセントのつもりで色を変えています。
変だったら上塗りすればいいだけですから気軽なもの。

インディの塗料は粒子が細かくてマットな質感が簡単に得られるのがいいですよね。お気に入りです。
塗装自体は30分もかからないのですが、気温も低いですし、しばらく放置しておきます。


パッケージに入れてみたら色バリエとしてありそうな雰囲気に(笑)
ペイントカスタムは気軽にオリジナリティが出せるので楽しいですね!
2015年01月22日
スコープを買ったらいっしょに必要なもの
VSRの戦闘力をアップさせるべく導入した新スコープSURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP(以下シュアヒット31042)ですが、従来使っていたマルイ プロスコープズームとはチューブ径が異なるため、そのままでは載せ換えられません。
そこで新たに30mmのチューブ径に対応し、高さが合うマウントリングを購入しました。

マウントリングは、スコープを銃に取り付けるのに必須アイテムですが、意外にチョイスが難しい一面があります。
というのも、実際に取り付けてみないと自分にとって使いやすいかどうかが分からないから。経験があればある程度は推測で購入できますが、本来なら銃とスコープの現物を用意したうえで、さらにゴーグルやマスクを装着した状態で取り付けないと、高さや位置が合わない……といった事態にもなりかねないからです。
普段から懇意にしているショップがあれば、そこに一式道具を持ち込んで、見やすい位置に固定できるマウントリングを探すのがベストだと思います。
ちなみに、最近の銃に備わるレールシステムはピカティーニ規格に準拠したものが多く、マウントについても同規格を満たすものであれば装着に問題無いようになっています。
しかし、マルイが販売しているVSR用マウントレールは幅こそ20mmであるものの、横の溝についてはピカニティ規格に準拠していません。
そのため、ワンピースタイプのレールを装着したいと思っても、固定部分が2箇所あるマウントの場合、横の溝が合わず固定できないケースが出てきます。例えば、うちにあるアメリカンディフェンスのAD−Recon-30は装着できませんでした。
ピカニティ規格に準拠したVSR用マウントレールも販売されていますが、今回も2ピースタイプのマウントリングを購入することにしました。

購入したのは、NOVEL ARMS トリプルナットマウント(型番 TN−30−M、以下Mサイズ)。3つ高さがあるうちの中間サイズで、高さは15mmのタイプ。
シュアヒット31042のもっとも太い部分は接眼レンズ周辺で、接眼レンズのサイズが42mmですから、外径は50〜55mm程度。つまり、レンズの中心からマウントまで30mmあれば干渉しない計算となります。
トリプルナットMサイズの高さ15mmに、チューブ系30mmの半分である15mmを加えると30mmになりますから、マウントに干渉することはありません。VSRの場合、マウントレールがもっとも高い位置にありますから、高さ15mm以上のマウントであれば装着可能と判断できます。もちろん、装着できるできないと、適正な高さかどうかはまた別の問題ですが。
それから、せっかく店舗に行ったので、レンズキャップも購入しました。
バトラークリークのブリザードという商品で、キャップ部分にクリアレンズがはまっています。レンズへの被弾対策ですね。
サイズは「9」です。お店でスコープに試着させて頂けたのですが(ECHIGOYA新宿店さんです。感謝!)、シュアヒット31042に装着するとちょっとゆるい。
しかしワンサイズしたの「8」ではキツすぎたので、「9」の内側にアルミテープを貼ってテンションを調整して使うことにしました。参考になれば幸いです。
そこで新たに30mmのチューブ径に対応し、高さが合うマウントリングを購入しました。

マウントリングは、スコープを銃に取り付けるのに必須アイテムですが、意外にチョイスが難しい一面があります。
というのも、実際に取り付けてみないと自分にとって使いやすいかどうかが分からないから。経験があればある程度は推測で購入できますが、本来なら銃とスコープの現物を用意したうえで、さらにゴーグルやマスクを装着した状態で取り付けないと、高さや位置が合わない……といった事態にもなりかねないからです。
普段から懇意にしているショップがあれば、そこに一式道具を持ち込んで、見やすい位置に固定できるマウントリングを探すのがベストだと思います。
ちなみに、最近の銃に備わるレールシステムはピカティーニ規格に準拠したものが多く、マウントについても同規格を満たすものであれば装着に問題無いようになっています。
しかし、マルイが販売しているVSR用マウントレールは幅こそ20mmであるものの、横の溝についてはピカニティ規格に準拠していません。
そのため、ワンピースタイプのレールを装着したいと思っても、固定部分が2箇所あるマウントの場合、横の溝が合わず固定できないケースが出てきます。例えば、うちにあるアメリカンディフェンスのAD−Recon-30は装着できませんでした。
ピカニティ規格に準拠したVSR用マウントレールも販売されていますが、今回も2ピースタイプのマウントリングを購入することにしました。

購入したのは、NOVEL ARMS トリプルナットマウント(型番 TN−30−M、以下Mサイズ)。3つ高さがあるうちの中間サイズで、高さは15mmのタイプ。
シュアヒット31042のもっとも太い部分は接眼レンズ周辺で、接眼レンズのサイズが42mmですから、外径は50〜55mm程度。つまり、レンズの中心からマウントまで30mmあれば干渉しない計算となります。
トリプルナットMサイズの高さ15mmに、チューブ系30mmの半分である15mmを加えると30mmになりますから、マウントに干渉することはありません。VSRの場合、マウントレールがもっとも高い位置にありますから、高さ15mm以上のマウントであれば装着可能と判断できます。もちろん、装着できるできないと、適正な高さかどうかはまた別の問題ですが。
それから、せっかく店舗に行ったので、レンズキャップも購入しました。
バトラークリークのブリザードという商品で、キャップ部分にクリアレンズがはまっています。レンズへの被弾対策ですね。
サイズは「9」です。お店でスコープに試着させて頂けたのですが(ECHIGOYA新宿店さんです。感謝!)、シュアヒット31042に装着するとちょっとゆるい。
しかしワンサイズしたの「8」ではキツすぎたので、「9」の内側にアルミテープを貼ってテンションを調整して使うことにしました。参考になれば幸いです。
2015年01月20日
レプリカホロサイトをゼロインできるように
実物とレプリカ品のギャップが大きいホロサイト。うちにも551タイプがひとつあるのですが、なかなかゲームには投入されません。

構造からくるレンズの暗さや接眼レンズの反射は仕方ないとしても、どうにも許せないのが調整範囲の狭さ。いまもUMAREXのG36Cに乗せているのですが、ゼロインが出来ないところで放って置かれてました。ベンチ組にもノーベルT1とかモッジのM2タイプがいるので正直性能的には出番がない。

でも似合うんですよね。G36Cに551。
というわけで、ゼロインができるように内部を調整することにしました。

まず、内部にアクセスするのに見えているネジをすべて外します。場所によって種類が異なるので整理整頓を忘れずに。

内部には大きめの基盤がケースに固定された状態で入っています。その前後を調整ネジではさみ、ネジが回されるとネジに付けられているパーツが基盤を動かします。基盤にはLEDユニットが付いていますから、これで光点が上下左右に動くというわけです。

調整範囲が狭い理由は簡単で、調整ネジを回しすぎないようにストッパーが付いているから。それを超えて回しすぎると、調整ネジが筐体から外れてしまうのです。ストッパーまでの距離はネジ3巻分ほどです。
レティクルを調整したときに左右については比較的問題がなかったのですが、着弾に対して光点が上すぎて調整範囲を超えていました。そこで、イニシャルをもっと下にずらすことで対応します。
上下を調整するネジを一度筐体から外し、調整用パーツをフリーの状態にしてクルクルと回します。どちらに回すかは、イニシャルを上にずらすか下にずらすかで変わります。これでも足りないときは、パーツにアルミシートを貼ってカサ増しします。
あとは元に戻していくだけです。内部の配線は細くハンダでパーツ同士を繋げていますから、引きちぎらないように気をつけます。
組み立てたら点灯を確認。作業前よりも光点の位置が下がっているので成功です。

それにしても、調整ネジを締めたり緩めたりするこの構造だと、ちょっとした振動でレティクルが動いてしまいます。ワッシャーやゴムリングを入れて摩擦を増やしたいところですね。

構造からくるレンズの暗さや接眼レンズの反射は仕方ないとしても、どうにも許せないのが調整範囲の狭さ。いまもUMAREXのG36Cに乗せているのですが、ゼロインが出来ないところで放って置かれてました。ベンチ組にもノーベルT1とかモッジのM2タイプがいるので正直性能的には出番がない。

でも似合うんですよね。G36Cに551。
というわけで、ゼロインができるように内部を調整することにしました。

まず、内部にアクセスするのに見えているネジをすべて外します。場所によって種類が異なるので整理整頓を忘れずに。

内部には大きめの基盤がケースに固定された状態で入っています。その前後を調整ネジではさみ、ネジが回されるとネジに付けられているパーツが基盤を動かします。基盤にはLEDユニットが付いていますから、これで光点が上下左右に動くというわけです。

調整範囲が狭い理由は簡単で、調整ネジを回しすぎないようにストッパーが付いているから。それを超えて回しすぎると、調整ネジが筐体から外れてしまうのです。ストッパーまでの距離はネジ3巻分ほどです。
レティクルを調整したときに左右については比較的問題がなかったのですが、着弾に対して光点が上すぎて調整範囲を超えていました。そこで、イニシャルをもっと下にずらすことで対応します。
上下を調整するネジを一度筐体から外し、調整用パーツをフリーの状態にしてクルクルと回します。どちらに回すかは、イニシャルを上にずらすか下にずらすかで変わります。これでも足りないときは、パーツにアルミシートを貼ってカサ増しします。
あとは元に戻していくだけです。内部の配線は細くハンダでパーツ同士を繋げていますから、引きちぎらないように気をつけます。
組み立てたら点灯を確認。作業前よりも光点の位置が下がっているので成功です。

それにしても、調整ネジを締めたり緩めたりするこの構造だと、ちょっとした振動でレティクルが動いてしまいます。ワッシャーやゴムリングを入れて摩擦を増やしたいところですね。
2015年01月19日
光学レビュー:NOVEL ARMS SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP
VSRに搭載するスコープを新調しました。これまで使っていたのは3~9倍の「東京マルイ プロスコープズーム」で、新しく購入した「NOVEL ARMS SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP」は3~10倍をカバーしますから、ほぼ同じ目的のスコープになるわけで、ポイントは価格差を納得させるだけの商品力がシュアヒットにあるかということに尽きます。
「SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP」の流通価格は2万2000~2万4000円で、一方の「プロスコープズーム」7500~9000円ですから価格差は2倍以上。サバゲー用のアイテムとしては、それなりに性能を期待したくなるというものです。

左からプロスコープズーム、シュアヒット31042 IR HIDE7 SSTP、VIPER PST 1-4x24
シュアヒットは、ノーベルアームズのライフルスコープにおける上級グレード的なシリーズで、現在4つの商品がラインアップされています。名前の数列がスペックを表しており、「31042」は、倍率:3~10、対物レンズ径:42mm。その他、IRがイルミネーション付き、HIDE7はペットネーム的なもので、SSTPはレティクルの種類を示しています。
簡単にプロスコープズームとの違いを抜粋すると、「イルミネーションレティクル」、「防水・対衝撃」、「サイドフォーカス」をそれぞれシュアヒットは備えています。さらに、レティクルの調整方法が、プロスコープズームがキャップを外す必要があるのに対してシュアヒットはノブを引っ張ることでロック・アンロックとなっており、非常に操作性にすぐれています。また、キャップを外して0基点のメモリを合わせることができるのも特徴です。

シュアヒット31042 IR HIDE7 SSTPに付属のレンズキャップを装着。

すべてのレンズにはグリーン系のマルチコートが施されて95%の透過率を実現。
では、肝心の光学性能を比べてみることにします。
テスト日は曇りで距離は約50m、富士フィルム X10でマニュアルモード同セッティングにて撮影しています。(手持ちなので微妙にアングルが異なってしまうのはご勘弁を!)シュアヒットは倍率が10倍までありますが、条件を整えるために9倍で撮影しました。また、両者の視野角とアイリリーフが異なるため像が異なることに注意してください。

プロスコープズーム 3倍

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP 3倍
まず3倍での見え方ですが、プロスコープズーム(以下プロスコープ)の視野の広さが際立ちました。ただし、レンズ中央以外の解像度の低さ、色の黄ばみが気になります。一方のSURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP(以下シュアヒット)は、より広い範囲でくっきりとした自然な色合いを提供しています。また、レティクルのポストが細く、一部スケルトンになっていることも好印象です。

プロスコープズーム 9倍

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP 9倍
続いて9倍にて比較すると、解像度の違いは3倍の時よりも大きな差となることがわかりました。下側に写り込んでいる枝や壁のディテール表現を比べると一目瞭然です。また、マルイには偽色が発生していて滲んだような見え方となっています。シュアヒットも3倍に比べて色の再現性や解像度が落ちてきているものの、ネガティブな印象になるほどの違いはありません。
サバゲーでのスコープが役立つのは、見晴らしのいい晴天の下ではなく、薄暗い森の中でブッシュや物陰に隠れている相手を探すといった光学機器にとって不利なシチュエーションです。そのような時には、今回のテストより差は広がるでしょうから、シュアヒットを導入したことは無駄にはならないと思います。また、ゼロインのしやすさも期待しているポイントです。エアソフトはその日によって微妙に調子が変わりますのでフィールドに行ったら毎回ゼロインを行うのですが、ノブがロックを兼ねている方式ならばフタを無くすリスクもありませんし、ノブそのものもプロスコープより大きくて作業性がいい。イルミネーションレティクルについても、無いよりはあったほうが薄暗い場所で使い易いことは間違いなしです。さらに、付属品としてレンズキャップやロングフードが備わるのも嬉しいところ。
まだゲームで使っていないので結論は出せませんが、確かに価格差にふさわしい価値をシュアヒットは備えていると言えるでしょう。一方プロスコープズームについても、その費用対効果の高さはイルミネーテッドショートズームスコープが販売されている今でも変わらないと思います。これはシュアヒットを手に入れたことで改めて浮かび上がった美点でした。
「SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP」の流通価格は2万2000~2万4000円で、一方の「プロスコープズーム」7500~9000円ですから価格差は2倍以上。サバゲー用のアイテムとしては、それなりに性能を期待したくなるというものです。

左からプロスコープズーム、シュアヒット31042 IR HIDE7 SSTP、VIPER PST 1-4x24
シュアヒットは、ノーベルアームズのライフルスコープにおける上級グレード的なシリーズで、現在4つの商品がラインアップされています。名前の数列がスペックを表しており、「31042」は、倍率:3~10、対物レンズ径:42mm。その他、IRがイルミネーション付き、HIDE7はペットネーム的なもので、SSTPはレティクルの種類を示しています。
簡単にプロスコープズームとの違いを抜粋すると、「イルミネーションレティクル」、「防水・対衝撃」、「サイドフォーカス」をそれぞれシュアヒットは備えています。さらに、レティクルの調整方法が、プロスコープズームがキャップを外す必要があるのに対してシュアヒットはノブを引っ張ることでロック・アンロックとなっており、非常に操作性にすぐれています。また、キャップを外して0基点のメモリを合わせることができるのも特徴です。

シュアヒット31042 IR HIDE7 SSTPに付属のレンズキャップを装着。

すべてのレンズにはグリーン系のマルチコートが施されて95%の透過率を実現。
では、肝心の光学性能を比べてみることにします。
テスト日は曇りで距離は約50m、富士フィルム X10でマニュアルモード同セッティングにて撮影しています。(手持ちなので微妙にアングルが異なってしまうのはご勘弁を!)シュアヒットは倍率が10倍までありますが、条件を整えるために9倍で撮影しました。また、両者の視野角とアイリリーフが異なるため像が異なることに注意してください。

プロスコープズーム 3倍

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP 3倍
まず3倍での見え方ですが、プロスコープズーム(以下プロスコープ)の視野の広さが際立ちました。ただし、レンズ中央以外の解像度の低さ、色の黄ばみが気になります。一方のSURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP(以下シュアヒット)は、より広い範囲でくっきりとした自然な色合いを提供しています。また、レティクルのポストが細く、一部スケルトンになっていることも好印象です。

プロスコープズーム 9倍

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP 9倍
続いて9倍にて比較すると、解像度の違いは3倍の時よりも大きな差となることがわかりました。下側に写り込んでいる枝や壁のディテール表現を比べると一目瞭然です。また、マルイには偽色が発生していて滲んだような見え方となっています。シュアヒットも3倍に比べて色の再現性や解像度が落ちてきているものの、ネガティブな印象になるほどの違いはありません。
サバゲーでのスコープが役立つのは、見晴らしのいい晴天の下ではなく、薄暗い森の中でブッシュや物陰に隠れている相手を探すといった光学機器にとって不利なシチュエーションです。そのような時には、今回のテストより差は広がるでしょうから、シュアヒットを導入したことは無駄にはならないと思います。また、ゼロインのしやすさも期待しているポイントです。エアソフトはその日によって微妙に調子が変わりますのでフィールドに行ったら毎回ゼロインを行うのですが、ノブがロックを兼ねている方式ならばフタを無くすリスクもありませんし、ノブそのものもプロスコープより大きくて作業性がいい。イルミネーションレティクルについても、無いよりはあったほうが薄暗い場所で使い易いことは間違いなしです。さらに、付属品としてレンズキャップやロングフードが備わるのも嬉しいところ。
まだゲームで使っていないので結論は出せませんが、確かに価格差にふさわしい価値をシュアヒットは備えていると言えるでしょう。一方プロスコープズームについても、その費用対効果の高さはイルミネーテッドショートズームスコープが販売されている今でも変わらないと思います。これはシュアヒットを手に入れたことで改めて浮かび上がった美点でした。
2015年01月15日
SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP購入
サバゲ用スコープが欲しいとなったときに多くの人が候補に挙げるであろう定番スコープですよね。

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP
VSRに使うつもりで購入しました。
これまで使っていたマルイ プロスコープズーム 3-9x40とどう違いがあるのか、倍額の価値はあるのか、色々と比べてみたいと考えてます。

SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP
VSRに使うつもりで購入しました。
これまで使っていたマルイ プロスコープズーム 3-9x40とどう違いがあるのか、倍額の価値はあるのか、色々と比べてみたいと考えてます。
2014年10月13日
DOCTERサイト純正マウント
結局買うことになってしまったDOCTERサイト純正マウント。

DOCTERサイトは性能には文句なしだがマウントで苦労させられる。専用品がなかなか手に入らないからだ。
なので、本体を購入するときに同時に純正マウントも買ってしまうのがオススメ。

マウントにはネジ穴のほか固定用のダボが4つ備わり、いかにも実銃向けの堅牢な作り。
ネジもトルクスのしっかりとしたものが付属する。
いわゆるウェーバータイプでピカニティレールに対応。
本体と合体させても非常に小型軽量で、メインのサイトとしても充分に機能する。

背が低いため、AKのリヤサイトをレール化して搭載するつもり。M4などに使う際にはライザーが必要だろう。
これはたまたま入った池袋のアームズマガジンショップで見つけて15000円ほどで購入。DOCTER本体もあった。
アームズマガジンショップはネット販売に比べたら価格は高いけど、現物を見て購入できるのは嬉しい。ほかにも5.11のアイテムも充実してしたので、また遊びにいくつもり。
東京は台風の影響があまりないようだけど、西日本の方々は大変なようですね。お見舞い申し上げます。
今週末こそ秋晴れとなりますように。

DOCTERサイトは性能には文句なしだがマウントで苦労させられる。専用品がなかなか手に入らないからだ。
なので、本体を購入するときに同時に純正マウントも買ってしまうのがオススメ。

マウントにはネジ穴のほか固定用のダボが4つ備わり、いかにも実銃向けの堅牢な作り。
ネジもトルクスのしっかりとしたものが付属する。
いわゆるウェーバータイプでピカニティレールに対応。
本体と合体させても非常に小型軽量で、メインのサイトとしても充分に機能する。

背が低いため、AKのリヤサイトをレール化して搭載するつもり。M4などに使う際にはライザーが必要だろう。
これはたまたま入った池袋のアームズマガジンショップで見つけて15000円ほどで購入。DOCTER本体もあった。
アームズマガジンショップはネット販売に比べたら価格は高いけど、現物を見て購入できるのは嬉しい。ほかにも5.11のアイテムも充実してしたので、また遊びにいくつもり。
東京は台風の影響があまりないようだけど、西日本の方々は大変なようですね。お見舞い申し上げます。
今週末こそ秋晴れとなりますように。
2014年10月08日
光学諤々 その9-3
エアソフトに乗せる光学サイトについてレビュー。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

はじめにまず、レビューといいつつも、じつは導入してからまだ一度しかゲームに参加できていないため、ファーストインプレッションに近い内容になることをお断りする。
参加したのは千葉のyaNex。バリケードとブッシュが混在している幅広い層が楽しめる森林系フィールドで、9月末ということもあり、1日中爽やかな陽気だった。
今回は東京マルイのHK416に載せ、ほぼ1日これだけで参加した。内部はノーマルでバッテリーはリポ7.4vを使用、初速は94m/s程度。弾道は40mでの集弾を重視した弱めのホップとした。
また、実戦投入にあたっては、ズームリングにSwitchview Throw Lever SV-2を新たに装着している。


これはズームリングの操作をサポートするVORTEX純正オプションで、指先だけで倍率を変更できるというアイテムだ。小さな部品ではあるが、日本円で1万2千円と良いお値段だった。素材や加工の内容、流通量を考えれば高価になるのは仕方ないが……。
フィールドにてスコープを覗いた最初の印象は、まるで新しい眼鏡を新調したかのような、自分の目がよくなったかのように見えるというものだった。
1倍でのダットサイトのような使い方では、イルミネーションの輝度も十分で、横方向のレンズけられも少なく好印象。レティクルが見える許容範囲が広いため、とっさに銃を構えるようなシチュエーションでも対応しやすいのだ。像のゆがみもほとんど感じられないため、策敵しながら歩くような場合でも目がつかれにくかった。
倍率を上げていくと、薄暗い森林にも関わらず、見通しがいいことに気がついた。これはレンズの明るさと解像度の高さゆえだろう。レバーを操作して2〜3倍にして策敵すると、いつもよりもブッシュの奥や根元といった暗がりにも自然と意識が向いた。
そして最大倍率での4倍は、エアソフトの射程距離とちょうど相性がいい。
弾が落ちていくところまできっちりと追える一方で視野がそれほど狭くならないため、
40〜50mといった最大射程を使うようなシチュエーションでも自信を持って狙えるし、
それ以下ではバリケードから出た銃や靴、肩といったピンポイントの箇所も撃ち抜ける。
自然とセミオートで球数少なく対処できるため、1ゲームでノーマルマガジン2本も使わず、
1日遊んでも東京マルイのベアリングバイオ1袋(1300発)が使い切れず余ってしまった。
まとめると、
見え方:シャープかつハイコントラスト。暗がりにも十分強い。
操作性:イルミネーションの操作は秀逸。エレベーションなどの集光アクリルも◎。
機能性:ショートスコープとして必要なものはすべて備える。レティクルも見やすい。
VORTEX VIPER PST 1-4x24は、サバイバルゲームのための道具としては高価ではあるが、無駄というほど高くもなく、ルックスもいい。低価格帯実銃向けスコープの光学性能に不満があり、なおかつ予算は10万円以下というユーザーにとっては、価格以上の満足度をもたらしてくれると思う。
また、オプションのスルーレバーは同時購入がマスト。これがあるとないとでは操作性が段違いだ。
VORTEX VIPER PST 1-4x24

はじめにまず、レビューといいつつも、じつは導入してからまだ一度しかゲームに参加できていないため、ファーストインプレッションに近い内容になることをお断りする。
参加したのは千葉のyaNex。バリケードとブッシュが混在している幅広い層が楽しめる森林系フィールドで、9月末ということもあり、1日中爽やかな陽気だった。
今回は東京マルイのHK416に載せ、ほぼ1日これだけで参加した。内部はノーマルでバッテリーはリポ7.4vを使用、初速は94m/s程度。弾道は40mでの集弾を重視した弱めのホップとした。
また、実戦投入にあたっては、ズームリングにSwitchview Throw Lever SV-2を新たに装着している。


これはズームリングの操作をサポートするVORTEX純正オプションで、指先だけで倍率を変更できるというアイテムだ。小さな部品ではあるが、日本円で1万2千円と良いお値段だった。素材や加工の内容、流通量を考えれば高価になるのは仕方ないが……。
フィールドにてスコープを覗いた最初の印象は、まるで新しい眼鏡を新調したかのような、自分の目がよくなったかのように見えるというものだった。
1倍でのダットサイトのような使い方では、イルミネーションの輝度も十分で、横方向のレンズけられも少なく好印象。レティクルが見える許容範囲が広いため、とっさに銃を構えるようなシチュエーションでも対応しやすいのだ。像のゆがみもほとんど感じられないため、策敵しながら歩くような場合でも目がつかれにくかった。
倍率を上げていくと、薄暗い森林にも関わらず、見通しがいいことに気がついた。これはレンズの明るさと解像度の高さゆえだろう。レバーを操作して2〜3倍にして策敵すると、いつもよりもブッシュの奥や根元といった暗がりにも自然と意識が向いた。
そして最大倍率での4倍は、エアソフトの射程距離とちょうど相性がいい。
弾が落ちていくところまできっちりと追える一方で視野がそれほど狭くならないため、
40〜50mといった最大射程を使うようなシチュエーションでも自信を持って狙えるし、
それ以下ではバリケードから出た銃や靴、肩といったピンポイントの箇所も撃ち抜ける。
自然とセミオートで球数少なく対処できるため、1ゲームでノーマルマガジン2本も使わず、
1日遊んでも東京マルイのベアリングバイオ1袋(1300発)が使い切れず余ってしまった。
まとめると、
見え方:シャープかつハイコントラスト。暗がりにも十分強い。
操作性:イルミネーションの操作は秀逸。エレベーションなどの集光アクリルも◎。
機能性:ショートスコープとして必要なものはすべて備える。レティクルも見やすい。
VORTEX VIPER PST 1-4x24は、サバイバルゲームのための道具としては高価ではあるが、無駄というほど高くもなく、ルックスもいい。低価格帯実銃向けスコープの光学性能に不満があり、なおかつ予算は10万円以下というユーザーにとっては、価格以上の満足度をもたらしてくれると思う。
また、オプションのスルーレバーは同時購入がマスト。これがあるとないとでは操作性が段違いだ。