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Posted by ミリタリーブログ at

2016年01月08日

ノーメンテだったハイサイクルカスタムの中身 その2

ショップでのカスタムから5年近くノーメンテで使われていたG36Cハイサイクル仕様。
メカボックスを開けると、綺麗なんですけど何か違和感が。
そう、グリスっ気がないのです。カラッカラ。



ギアを外すとメカボックス内部にギアの削りカスが。

軸受けは接着が取れて指で簡単に外れてしまいました。

ピストンも限界が近いです。いつクラッシュしてもおかしくない状態でした。ピストンリングも交換します。

メカボックスとギアを洗浄。各部のコンディションを確認します。パーツクリーナーを使うと楽なのですが、夜は家族からクレームがくるので中性洗剤で。

シリンダーやノズルは再利用可能な状態でした。


タペットプレートはフリクションロスを低減するため角が落とされていました。こういう細かい細工大好きです。


で、ギアの状態なのですが、スパーギアの磨耗が酷く、触るのが痛いほど削れて尖っていました。左側の正常なギアと比べると一目瞭然です。
本来なら交換したいのですが、今回は再利用することにしました。次回入院したときには交換しましょう。

あとはスイッチを清掃して下ごしらえ完了。
カスタム品であることや、使用履歴の長い個体なので、あまりアレコレ手を加えずにオーバーホールすることにします。
これも週末にパーツを手配して組み立てですねー。

それにしても、よく作られたカスタム品は耐久性もあるんですかねー。勉強になりました。
  


Posted by くっぱちゃん at 11:03Comments(0)