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Posted by ミリタリーブログ at

2016年01月26日

不調のマルイM14を開けてみた その2

カスタムパーツてんこ盛りなのにイマイチ調子の出ない状態だったM14。不具合をひとつひとつ潰していきます。


前回でメカボックス本体と駆動系に手を入れたので、今回は吸気系です。


まず、シリンダー周辺のパーツは基本的に再利用。シリンダーヘットが緩かったので、アルミテープを使ってリングをかさ上げ。

ノズルは先端が欠けていた(ホップをかけ過ぎた際に弾づまりを起こしたそうです)ので、ライラクスのシーリングタイプに交換。ファイアフライのでんでんむしはいい商品だと思うのですが、相性があり運用も少々シビアな面があるので、トラブルの出にくいライラクスに変えました。
その際、シリンダーヘッドのパイプ先端をわずかにテーパー加工して気密性を高めました。


ピストンとピストンヘッドは元から使われていたライラクス。ピストンリングだけマルイ純正の新品に交換。グリスアップする際は、ピストンヘッドの穴を塞がないように適切な量を心がけました。

この時点で、ピストンとシリンダー、そしてノズルを組み合わせて気密性をチェックし、ノズルが前方にある時でも空気が漏れないことを確かめます。

あとはグリスアップしてメカボックスを閉じます。
メカボックスのネジ穴を切り直し、ネジも新しくM3サイズにしたこともあって、確実に組み立てられるようになりました。


メカボックスだけでテストドライブを行い、動作が確認できたので、続いてチャンバーまわりに手をつけます。


もともとはファイアフライの押しゴムとホップパッキンの組み合わせだったのですが、あまり結果が良くなかったのでパーツを交換させてもらいます。

M14のキャラクターを考えると、飛距離にこだわるよりも、スコープの視野に弾道が収まって、狙ったところにまとまる方が良いのではないかと持ち主に提案。賛同が得られたので、マルイノーマルパッキンとSCPの組み合わせにさせてもらいました。


この状態で弾速を測定し、法定内であることと、数値にバラツキがないかを確認します。じつはここにたどり着くまで、数度やり直し、手当てを行ってきました。
ただ、法定内ではあるものの、このままでは余裕がまったくないため、これから初速調整のセッティングを行うことになります。


初速については、数値がセミオート、フルオートともに安定しているだけでなく、弾の重さを変えて確実に法定内であることを確認する必要があります。
個人的には、高初速であることよりも初速が安定していることの方が大切だと思います。

というわけで、まだ完成とはいかないようです。もうちょっと続きます。  


Posted by くっぱちゃん at 14:40Comments(0)